トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

綺麗なキャンピングカーで安全な旅を。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

先日、我が家のキャンピングカー『クレソン・ジャーニー』を購入したキャンピングカービルダー、ナッツRV愛知豊川店で洗車サービスをしてもらいました。

雪道を走ると汚れるんですよねー。

春からは虫がね。

キャンピングカーの洗車は危険で大変!

先代のキャンピングカーから、うちを担当してくれている店長の佐藤さんと話していると、洗車無料キャンペーン期間中に51台も洗車し「他のお客さんから、有料でも構わないから洗車してほしい」と言われたとのこと。うちでも高圧洗浄機や脚立を使って洗うことはありますが、一人で洗車していると、洗うだけでも1時間以上、拭き上げまでやっていると2時間ではきかないので、洗浄してもらえるのは助かります。とかいって、うちから豊川市までは往復2時間、洗車で1時間かかるんですけどね。

「他のお客さんから、有料でも構わないから洗車してほしい」という言葉をよくよく考えてみると、キャンピングカーの洗車が大変はことがわかります。というか、不可能に近い。ガソリンスタンドとかでも洗ってくれるかもしれないけど、すごい金額になりそうだし、あるいは断られるかもしれません。自分で洗おうと思っても、高いところや屋根の部分をどうするのか。クレソン・ジャーニーは高さが2m90cmもあり、普通の脚立ではまったく届かず、洗うことはできません。うちの場合は仕事で使う高い脚立があるので届くものの、その分、高いところでの作業となるので危険が伴います。何も考えずに洗車していましたが、現場の労災でも一番多いのは脚立の仕事ですからねぇ。キャンピングカーは目立つし、高い買い物だから綺麗に乗りたいと思うし、そりゃもう、有料でも洗ってもらいたい気持ちはわかります。

買い換えのきっかけと、安全に対する啓蒙活動

ナッツRV側にも、もちろん狙いがあって、上手いこと次のキャンピングカー購入につなげるというのが最大の目標だとしても、もう一つの狙いが安全に対する啓蒙活動だと言っていました。キャンピングカーが流行しているのはビルダーにとっては良いことだけど、整備や点検をしない人が増えていて、それに伴って事故が増えています。特に多いのがタイヤの劣化によるバーストと、バーストに伴う横転事故。キャンピングカーは日常的に使う車ではないので、タイヤの溝が無くなる前に寿命がきます。ひび割れていたり、固くなってしまっていても、溝が充分にあるから交換しないんですよね。そういった見落としがちなところを、洗車しながら伝えられたらと言っていました。キャンピングカーの事故は悪目立ちして、マスコミにも取り上げられやすいので、ちゃんと啓蒙しないと、業界の存続にも関わりますからね。とても良いことだと思います。

キャンピングカーの旅は自由を与えてくれます。

綺麗なキャンピングカーで安全な旅を。