常滑のある知多半島の北端に位置する東海市に仕事で行ったときに、新しい区画整理地区の前を通りました。
まだ何も建てられていなくて、電柱が立っているだけ。だだっ広くて空も広く感じます。
電線が景色に及ぼす影響
海外の映画とかを観ていて、なんか日本と違うなーって感じたことがありませんか?文化や建物が違うんだから当たり前だと思うかもしれませんが、僕が特に違いを感じるのは空の広さです。アメリカ映画なんて特に郊外の住宅地の空を広く感じるんですよね。逆にアジア、インドとかパキスタンとか、その辺りが映し出されると空を狭く感じる。この違いを生んでいるのが『電線』なんじゃないかと思うんです。
電線で目線が切れて屋根まで目がいかない?
電線がないと空を広く感じて、建物の屋根にも目がいくけど、一本で電線があると、そこで視界が切れてしまうので屋根に目がいかない。屋根屋的にはそんな感じがするんですよね。屋根ってめちゃくちゃ大切なのに、今はおろそかにされています。それにはやっぱり理由があると思うんだけど、その理由の一つが電線なんじゃないかと思います。
電線を地中化して美しいまちを。
災害からの復旧のことを考えると、電柱と電線で電気を送るほうが理にかなっているのかもしれません。でも新しく造成して住宅地にするなら、電線を地中化して美しいまちになったらいいなと思います。