海沿いの神社『鵜戸神宮』
1月4日、ついに九州を離れる日が来ましたが。その前に訪れたのは宮崎県日南市の鵜戸神宮です。本殿創建の年代は景行天皇・崇神天皇・推古天皇の時など諸説あり、「日向地誌」によると長禄3年(1459)に後花園天皇が勅使を派遣して岩屋を見聞させたと記しているとのこと。現在の本殿は正徳元年(1711)に五代飫肥藩主伊東祐実が新たに改築したものを、明治22年に大改修し、さらに昭和43年(1968)に改修したものになります。
鵜戸神宮は海沿いにあります。鳥居をくぐり、階段を降りた先に本殿がありますが、まだ見えません。
階段を降り、左を向いた岩の中に本殿はあります。
なんと一眼レフにSDカードを入れ忘れて、本堂の写真が無いという(笑)
本殿の周りは一周できて、お詣りするところが数か所あります。
この岩の中に神社を造るという発想と技術のすごさ。そして、なんだかご利益がありそうな感じがする鵜戸神宮でした。
飫肥城跡
鵜戸神宮からは同じ日南市内にある飫肥城跡に向かいました。飫肥は「おび」と読むそうです。
天守や本丸御殿は残っていませんが、大手門、鐘楼等が残っていて、歴史資料館があります。歴史資料館も松尾の丸御殿という広い屋敷も、かなり楽しめます。
飫肥城下町の武家屋敷通りは整備されていて、当時の面影を残しています。
今は無くなってしまった飫肥瓦
飫肥の武家屋敷の瓦は和型ではなく、飫肥瓦という独特のものでした。
飫肥瓦はすでに生産されていません。金型を市が管理して、修理等に使う瓦をそのために焼くという状態で残しているそうです。飫肥城下町は景観保護地区にもなっている美しい町なのに、屋根が変わると、町の雰囲気が変わってしまいます。そんなこと良いわけないので、飫肥瓦を復活させてほしいと願います。