トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

やればできるなんて嘘だけど、やらなきゃできないは本当だから、途中でやめちゃうことを恐れずに、まずやってみればいい。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

「やればできる」という言葉があります。僕はこの言葉って、良いところもあれば、悪いところもあると思っています。「やればできる」「途中で投げ出さない」「中途半端にしない」「できるまでやる」というのは理想です。素晴らしいことだとも思います。ところが、やってみたくても、どうしても届きそうにないことがあったとして、上記のメンタリティが邪魔することがあります。だって、やってもできないことってありますよね。「やればできる」というのは、できた人、できる人が言うことで、実はできない人にとってすごく負担になる言葉だったりもします。

 

「どうせできないからやめておく」「中途半端になるのが嫌だから、最初からやらない」。途中でやめることを良しとしないからこそ、そんな風に考えてしまう人がいます。僕はそういう考えがもったいないと思います。やるだけやったのであれば、途中でやめたって、投げ出したって、諦めたってかまわないと思うんです。運とか才能とか、自分ではどうしようもないことに左右されることって必ずあります。でも、それに気づくため、それが分かるためには、まずやってみるしかない。いっぱい努力してやってみて、それでもダメならどこかで見切りをつけてやめたって構わないと思うんです。

人は平等じゃないからこそ、勤勉に努力する必要があります。でも、どんなに努力したって届かないことはあります。やってみて、いっぱい努力して、運も才能もないなと感じたなら、そのときはやめちゃえばいい。例え中途半端になったとしても、最初からやらないよりはずっと楽しく、目標をもって過ごすことができます。できたらラッキー、できなかったらアンラッキー。そんくらいのことです。

 

途中でやめることは悪いことじゃないし、恐れる必要はないし、ましてや罪悪感を感じる必要もないと思うんです。

 

やればできる、なんて嘘だけど、やらなきゃできないっていうのは本当です。やってみてダメならどこかで切りをつけて、やめて次のことをやってみればいい。それだけのことです。