久しぶりに仕事のことを少々。
雨漏りを見て欲しいと言われて行ってきました。どうでしょうね。年間100軒近く見るかもしれませんが、そのうちの一軒です。行ってみるとリビングの天井が落ちてしまっていました。
天井が落ちていると、良いのか悪いのか、まあ、良いってことは無いんですけど、雨漏りしている場所を簡単に、直接見ることができます。この写真では大きなシミがわかると思います。
土壁が流れた跡があるので、けっこう入っているのがわかります。ここまで確認して屋根に上りましたが、それはむしろ『屋根からの雨漏りではない』ことを確認するため。壁に雨漏りがある場合、二階部分の壁からの雨漏りであることがほとんどです。
お客さんが自分で塗ったペンキがパリパリになっちゃってますが、壁の板も割れているのがわかります。こうなると、普段の雨では大丈夫だけど、台風みたいな横殴りの雨だと雨漏りする、という状態になることがあります。
これを直すのは、もちろん屋根屋ではないので、他の業者さんにお渡しして、うちはお終い。雨漏りの原因を探しただけ。お客さんも「仕事にならなくてごめんね」なんて言ってくれましたが、まあ、原因を探すのも仕事のうちです。屋根屋にしかわからないこともあるので、雨漏りしたら様子を見たりしないで、まずは屋根屋にご一報くださいね。
