2019年7月号のトライアスロン専門誌『Lumina』は、全日本トライアスロン宮古島大会特集でした。
宮古島といえば、国内トライアスロンシーズンの開幕を告げる、トライアスリートのお祭り的大会。距離はスイム3km、バイク157km、ラン42.195kmのロングディスタンス。一部の選手を除き、出場は抽選になるので、僕は絶賛連続落選中。
そんな2019年の宮古島にチームメイトの三澤君が出場し、総合5位に入賞しました。上位10名のうち、6人はプロ。インドネシアの選手は情報が無いのでわかりませんが、アマチュアは3人が上位に食い込み、その一人が三澤君。そして、三澤君は得意のランで3時間7分15秒と、全体のトップタイムを叩き出しました。
現在、日本のロングディスタンス・トライアスロンにおいて最強の選手である、戸原開人選手を凌いでのランのタイムで1位というのは、とんでもなく素晴らしい成績。しかも実は復帰戦。もっと称賛されても良いことだと思うんですけどね…。
で、そのとんでもない選手である三澤君は、子供が小さいことや、仕事の都合でチーム練習から離れていて、土曜日は数年ぶりの練習参加となりました。三澤君が離れていた数年間に参加し始めた僕は、ほぼはじめましてです。
バイクの練習を終えて、ランの練習に入ってからは三澤君のフォームをせんせいが解説。
これが宮古島のランラップ1位か…。バイクでは三澤君を千切ったケンちゃんが着いていけません。ケンちゃんだってフルマラソンは3時間切ってますからね。ちなみに僕は三澤君が20本やったインターバルを6本で終わりましたw いや、7本ならイケましたよ…。比較すると、ケンちゃんが体全体を使って走っているのに対して、三澤君はコンパクトでスムーズ。速そうに見えないのに速い感じです。
しっかり出し切るタイプらしく、練習後は脚を攣りまくりw
バイクに乗ることができずに、せんせいの車で帰っていきました(笑)
ずっとせんせいやみんなとのやり取りを聞いていて、ずっと感じていた、トライアスロンの強い人の共通点に確信を持ちました。
それは『天然である』こと。僕みたいに頭で考えるタイプは、一定のところまでは強くなるけど、天然の人には絶対に敵わない。完全に天然であるせんせいと、三澤君の会話で確信しました。秘密は天然です。