お客さんから「雨樋に花が咲いとるで来てくれー」と言われて、行ってきました。とりあえずドローンで撮影。バックの菜の花と相まって、なんか綺麗な感じw
とはいえ、雨樋の漏斗の部分に花が咲いているということは、水が流れていないということなので、花や詰まっているゴミ等を撤去しました。余談ですが、ドローンを飛ばしていたら、ご近所さんが大集合で、おじさん、おばさんのアイドル状態でしたw
雨樋を詰まらせる原因の多くは飛んできた枯れ葉ですが、こちらのお宅では違いました。
なんだか新築のころに、ある左官屋さんにすすめられて、瓦の繋ぎ目すべてに漆喰を塗ったそうです。漆喰は10年もしたらポロポロととれてきます。ポロポロととれてきた漆喰は、風で飛散するか、あるいは雨樋に落ちるかになります。その落ちた漆喰が土のようになって、雨樋に詰まり、花を咲かせたわけです。
やらなくていい漆喰工事にお金をかけて、咲いた花の取り除きにお金をかけて、とてももったいないことだと思います。
瓦屋根で漆喰とかシリコンコーキングをすすめられたりしたら、近くの屋根屋や瓦葺き職人に相談してみてくださいね。