今日のブログでは瓦に関する無料のイベントを二つ紹介します。
一つ目は『千年の甍 古代瓦を葺く』。~3月11日(日)まで
https://www.dougukan.jp/iraka/index.html
竹中大工道具館(竹中工務店の関連施設)と、数々の国宝を手掛ける奈良の屋根屋・山本瓦工業の山本さんが共に手掛けるイベントです。
以下はHPより抜粋したみどころです。
●瓦づくりの原点に立ち返り、現代の瓦大工・山本清一氏が復元した古代瓦のつくり方を製作道具や映像をまじえて、わかりやすくご紹介します。
●瓦の形や文様などの意匠面だけではなく、瓦を葺く技術にも焦点をあて、建築という切り口から瓦を読み解いていきます。
●難しくなりがちな技術的内容を大型模型や映像、触れる展示品などで親しみやすく解説します。
●普段屋根の上にあって、なかなか見ることのない迫力ある鴟尾(しび)、造形豊かな鬼瓦、多様な紋様の軒瓦を目の高さでご覧いただけます。
以上、抜粋
見に行ってからお知らせしようと思っていたのですが、あまりの忙しさ&晴天続きで見に行く時間を作れず…。今日を含めて4日のうちに、なんとか見に行きたいと思います。
次は『第12回飾り瓦コンクール』です。
こちらは3月14日~18日までの5日間、高浜市やきものの里瓦美術館で開催されます。
昨年のグランプリ作品はこれ。『花鬼』 姫路市 清水隆司さん作
そして、今年のグランプリはこれ。「うさうさ」愛知県立芸術大学の学生、谷崎壮太朗さん作
職人からアマチュア、学生まで、あらゆる人たちがセンスと腕を競っています。高浜の鬼瓦職人・鬼師が常駐しているので、頼めば解説もしてくれます。作品を見るだけでも面白いのですが、解説付きだと一層、面白いはず。僕と一緒に行ってくれる人がいれば、僕の解説ももれなくついてきます。
こちらで展示されている作品はオークションで購入することもできます。なんか、意外と安いという噂を聞きました…。
とりあえず、昨年の僕のブログを一度、見てもらって、お時間のある方はもちろん、無い方も時間をひねり出してもらって、見に行ってください。