ちょいちょい仕事をもらえる、青年会議所(JC)の後輩にあたるペンキ屋さんから屋根の写真が送られてきました。
袖の瓦を留めるビスが効いているはずの木が腐り、瓦が外れかけてしまっているようでした。実際に現場を訪れ、袖の瓦を外してみたらこんな感じで、もうボロボロ。
最初は腐った木を取り除き、ビスを横から留めることを提案しましたが、お客さんが心配だからということで、破風板まで交換することになりました。
破風板の交換
サイディングを外してみると、破風板の先が傷んでいました。交換まで必要かどうかは微妙なところでしたが、交換して悪いことはありません。
まずは破風板を撤去。
同じ形状に切った新しい破風板をビス留めします。
サイディングも戻します。ちなみにサイディングを外すために傷んだところはペンキ屋さんが補修しました。
横からビス留めして、さくさくと1時間くらいで完了です。
やってしまえば簡単なことですが、やらないと瓦が落下する危険のある状態だったので、とても重要な工事でした。
築20年以上の平板瓦が使われている建物は、そろそろ屋根の点検を。
平板瓦が広まって40年くらいになります。当時は手探りで施工されていた建物も多く、修理が必要な建物も増えてきているのが事実です。築20年以上の建物で平板瓦が使われている家にお住いの方は屋根の点検をオススメします。