最近の僕は、仕事以外だとバスケットボール、Bリーグと『屋根屋のためのSNSセミナー』ばかり考えているので、今回もBリーグについてですが、今回は試合とかではなく、チェアマンについてです。
1歳上の人がチェアマン。
Bリーグの現在のチェアマンは島田慎二さん(53)です。
島田さんは大学卒業後、自分で興した企業を売却し、三十代でセミリタイアしていたときに、千葉ジェッツの経営に引きずり込まれるところからバスケットボールとの関わりが始まりました。敏腕経営者ではあるものの、仕事だけで人生を終わらせたくないという思いから、早期にセミリタイアしていたらしく、そのあたりから面白い人生、幸せな人生を送ることを考えていることがわかります。とまあ、そんなことは今回は関係なくてですね、島田慎二さん(53)なんですよ。53歳。僕の一個上。2020年にチェアマンに就任しているので49歳のときにはチェアマン。どんだけ優秀なんだってことです。しかも、バスケ愛、Bリーグ愛に溢れ、話しぶりは明快で、雰囲気は明るく、かっこよくて、いかにも若きリーダーって感じ。いやもう同世代にこんな人がいるんだなと、呆れるほどです。島田さんがPodcastでやっている番組『島田のマイク』も面白いし、島田さんの人間性がわかるのでオススメです。
初代チェアマンの川淵三郎さんも56歳のときにJリーグが開幕。
チェアマンといえば、Jリーグの初代チェアマンの川淵三郎さん(87歳)。
川淵さんはその経験を買われ、当時、分裂していた日本のバスケットボール界を取りまとめてくれました。「あなたたちは日本のバスケットボールをどうしたいんだ!」みたいに怒鳴っていたのを覚えています。川淵さんがいなければ今のBリーグは無かったと思います。そんな川淵さんが1993年のJリーグ開幕元年の年齢は56歳。当然のことながら、Jリーグを開幕に導くときは四十代後半から五十代前半にかけてなわけで、やっぱり今の僕と同じ世代。川淵さんも若いころからすごかったんだなと思います。
すごいことはできなくても、周りの人たちだけでも。
たぶんいろんな業界で革命的に何かが動くときには、四十代や五十代の人たちが中心になるんだろうなと思います。もちろん僕はそれほどの人間ではないけど、同世代の人たちが世の中を、日本を元気にしているというのはすごいことだし、僕もせめて自分の周りの人たちだけでもって思います。