トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

奈良吉野、千本桜との修験道の寺

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

全日本トライアスロン宮古島大会が終わって、出場した仲間の記録やFacebookの投稿から、この人は納得の大会になったかな、あの人は悔しい思いをしたかもなと、想像しています。みんなの土産話が楽しみです。

 

奈良吉野の千本桜

奈良県の春といえば吉野の千本桜です。

『一目千本』とうたわれ、山が桜色に染まる景色は圧巻のようです。

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ようです、というのは、さすがに4月23日となると、桜のピークも終わっていたからです(´・ω・`)ザンネン

ですが、標高の高いところではまだまだ散っていないところもありました。吉野川沿いに車を駐車して、走って登れば渋滞もへっちゃらなので、来年は一目千本を拝みたいです。

 

修験道の寺

吉野山修験道でも有名です。僕も今回はランの修行をしてきました(笑)

吉野山には寺や神社がたくさんあるのですが、中でも必見なのが国軸山 金峯山寺(こくじくさん きんぷせんじ)です。

www.kinpusen.or.jp

HPによると「大和の国 、吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は古くは金峯山(きんぷせん)と称し、古代より世に広く知られた聖域でした。この金峯山に役行者神変大菩薩が白鳳年間(7世紀後半)に修行に入り、修験道独特の本尊・金剛蔵王大権現を感得されます。この姿を山桜に刻んで、山上ケ岳(現:大峯山寺本堂)と山麓吉野山(現:金峯山寺蔵王堂)に祭祀されます。これが金峯山寺の開創と伝えられています。  明治7年(1874年)、明治政府により修験道が禁止され、金峯山寺は一時期、廃寺となり復職神勤しますが、同19年(1886年)に天台宗末の仏寺として復興。昭和23年(1948年)には、蔵王堂(国宝)を中心に、金峯山修験本宗が立宗し、その総本山として今日に至っています。」ってなことなので、金峰山修験本宗というのは比較的新しいということですね。

 

しかし、本堂・蔵王堂は素晴らしい建築で、東大寺大仏殿に次ぐ大きさの木造建築物らしいです。二尺近い厚みの杮葺きは重厚そのものでした。

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蔵王堂の中にはご本尊『金剛蔵王権現』が祀られていて、平成29年は4月1日~5月7日の期間限定で特別御開帳が行われています。

当然のことながら写真撮影は厳禁なのでHPからお借りした写真をペタリ。

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ここまで迫力ある仏像は初めてかもしれません。滅多にお会いできないので、ぜひご覧ください。

 

現在は山門を改修中なのですが、山門も巨大です↓

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奥の杮葺きが本堂・蔵王堂で、手前の瓦葺きが山門です。

 

この辺りは下千本というあたりで、まだ山の下のほうで、この日は奥千本まで脚を伸ばしました。上千本と奥千本の境あたりからの写真です。蔵王堂もすでに遠い…。

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奥千本までの標高差は約500m。片道5キロちょっとなので、平均勾配で10%近く。キツイところだと20%くらいあると思われます。

 

往路はとにかく上りしかないので、めちゃくちゃキツイくて、観光しながらとはいえ、走っても2時間くらい。復路は30分くらいでしたが(笑)

 

お土産屋さんや食べ物やさんも多く、観光もできるし、ランのトレーニングもできる。

吉野千本桜はとても良いところでした。

 

ではでは。