
トライアスリート屋根屋兼リバーガイド、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
僕の本職は屋根屋、瓦葺き師ではあるけど、リバーガイドも資格を取得してからすでに14年ほどになります。リバーガイドというのは、ラフティングでボートを操船するのが仕事と思われがちですが、それ以上に大切なのは『お客さんの安全を確保』することです。お客さんが流されないようすること、流された場合はそれ以外の危険が及ばないような姿勢をとってもらい、可能な限り早く回収すること等、川に出る前から、川の上までやるべきことがたくさんあります。今回はそんなリバーガイドの経験から、ライフジャケットについて書きます。

ライフジャケットの効果は絶大
川で遊ぶ上で最も大切なのはライフジャケットを着用すること。人間は川の流れに逆らうことはできません。僕はトライアスリートでもあるので、普通の人と比べるとかなり泳げて、海を数キロに渡って泳げますが、流れのある川で泳ぐのは簡単ではありません。ライフジャケットを着用することで泳ぎにくくなるかもしれませんが、ライフジャケットを着用して得られる安全は、泳ぎにくさとは比較にならないほど大きなものです。浮き輪じゃなくてライフジャケットです。
ストラップを締めてフィットさせる
ライフジャケットはただ着ればよいというものではありません。必ずストラップや紐があると思うので、それらを下から順番に締めていってください。体にフィットさせることでズレが減ります。特に流されたときこそ、ズレないことが安全を確保してくれるので、とても大切なことです。子供用だと股下を通すストラップがあったりしますが、こはめっちゃ効果があるので、必ず使用してください。
SNSの「ライフジャケットは危険」は嘘。絶対にライフジャケットの着用を!
一部のSNSでは「ライフジャケットはかえって危険」なんていう、とんでもないことを言う人がいて、それを信じる人がいますが、まったくの嘘です。リバーガイドをしていると、故意か故意じゃないかに関わらず、お客さんが流される場面に頻繁に遭遇します。あのときにライフジャケットを着用してなかったら、あるいは脱げてしまっていたらなんて、想像するだけでも怖いことです。川で遊ぶときは、必ずライフジャケットを着用してくださいね。