1月11日の夕方に和泉多摩川駅近くの多摩川河川敷で、愛犬・小夏の散歩をしていたときに、河川敷に木や竹で組んだやぐらがありました。道路には「どんど焼き 1月12日」と書かれた看板があり、どうやら日曜日にどんど焼きをやるみたいです。とか言って、僕が住む常滑あたりではどんど焼きをやらないので、どんな行事なのか知りません。知らないことを体験できるというのは嬉しいものです。
当日の朝。続々と集まる人々。
12日の朝、再び河川敷を訪れてみると、人が集まってきていました。
調べたところによると、『お正月に歳神様(年神様)をお迎えするために飾った門松や松飾りを正月の終わる小正月(1月15日)に焼いて、歳神様を空へお送りする」というものです。どんど焼き・どんと祭りはその一年の「五穀豊穣/商売繫盛/家内安全/無病息災/子授け/子孫繁栄/厄払い」と言った願いを込めて行われる行事』となっていて、みんな手に手に正月飾りを持っています。
受付があり、そこに正月飾りを預けると、係の人が供えてくれるらしい。
キッチンカーまで集まっていて、けっこうなイベントになっています。
点火したらあっという間に。
土手に座っていると、どんどん人が集まってきます。そうこうしているうちに神主さんが現れ、祝詞をあげてから何かを撒きました。
松明を持ったボーイスカウトの子どもが現れ、裏に回ったと思ったら煙が。
ここからは一気に火が回りました。
数分が経過すると、びよーんと伸びたところの根元から倒れてきました。
点火してから10分程度でこんな状態に。
東京のベッドタウン、都内のど真ん中から電車で30分程度のところで、こんな行事が行われていたのは意外でした。そして、たくさんの人が集まっていたことも意外でした。
続けてもらいたい。
都会ではこういう行事がどんどん少なくなっていると思いますが、行事は一旦、失くしてしまうと、再開するのはとても難しく、不可能になってしまいます。ぜひ、行事を続けていってもらいたいと思います。