トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
『S-Mountain The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 2023』という長い名前のトレランに出場してきました。当初は同じ日程で開催されたONTAKE100の100キロに出場する予定でしたが、まったくもって練習不足で完走は無理だと思っていたところに、トライアスロン仲間の鹿島さんから誘ってもらって、というかSTRAVAで練習していないのを確認した鹿島さんが「こんな練習じゃあONTAKE100なんて完走できないんだから、野沢温泉に行くぞ」という指令を出してきたので、素直に従ったわけです。しかも65キロではなく37キロ。野沢温泉の65キロは悪名高く、65キロで4100メートルも登らされるので、とてもではないけど今の僕では無理なんです。
前泊先の黒姫高原から移動。
うちから野沢温泉だと普通に走っても5時間ほどかかるので、黒姫高原で前泊です。当日は7時くらいに黒姫高原を出て、キャンピングカーに燃料を入れたりなんちゃらしたりで8時過ぎに野沢温泉の第3駐車場に到着。受付・スタート会場までは1キロほどですが、シャトルバスが出ているので便利です。ゴールデンレトリバーの小夏と猫の葉月はエアコンの効いたキャンピングカーで留守番です。エンジンを切ってもエアコンが効くって便利。
シャトルバスから降りると正面に受付が設営されていました。ドアは無いけどドアtoドアな感じ。
野沢温泉トレランはココヘリの加入が必須。もちろんすでに加入している人が、ダブって加入する必要はありませんが、加入していない人は1日1000円で加入できます。
当日の早朝というか深夜に出発して、7時に駐車場に到着していた鹿島さんたち3人と合流。今回は鹿島さん、アマミさん、オリ、そして僕の4人での出場です。あーだこーだと話していると9時30分のスタート10分前に。早いものです。
スタートは最後尾から。
37キロの部の、ほぼ最後尾からスタート。37キロもあると、それぞれペースが違うので、スタートしてすぐにバラバラになります。僕は基本的には上りは歩くけど、鹿島さんは走るので序盤は離されていきますが、長丁場なので焦る必要はありません。
温泉街のランは楽しい!
最初の5キロほどは野沢温泉の温泉街を走ります。
お店の人や観光客が応援してくれて、とても楽しく走ることができます。
一気に標高差1000メートル!
6キロ弱でスタート地点まで戻ってきて、ここからは1651メートルの毛無山山頂まで一気に1000メートル以上を登ります。登りはじめで飛ばすと心拍数が上がりすぎるので、トレランポールを使って早歩きします。走って心拍数が上がりすぎると、歩いたときのペースが下がってしまうんですよね。実際に走って抜いていった人たちが歩き出すと、最初から歩いている僕が追いつくという状況が起きました。
体調不良の鹿島さんDNF
スタート地点を過ぎて数百メートル。鹿島さんが坂を下りてくるのに遭遇。当初からの体調不良が悪化して、頭痛がするということで早々にDNFの判断。体調不良の上に深夜の運転で睡眠不足なので、賢明な判断でしょう。
美しい原生林と急で泥の登り。
林道から登山道に入ると景色が一変。原生林が広がります。
沢もあったりして、めちゃくちゃ良いトレイルです。ルートはぐちゃぐちゃだけど。北信濃で開催される大会のほとんどは急で長い上りがあり、足元はぐちゃぐちゃ。野沢温泉もご多分に漏れませんでした。ただただ急な坂をひたすら登り、途中で休憩する人も出てきます。まだ10キロとかなのに。
思わず長くなってしまったので続きます。