トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

山車の梶棒と幕を新調。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

常滑市のある愛知県の知多半島で祭りといえば春です。3月半ばから5月のゴールデンウイークあたりまで、毎週のように各地で山車祭りがあります。僕の地元中の地元、常滑市大谷の令和5年の祭りは4月1日2日になりますが、準備が少しずつ始まりました。

令和4年から5年にかけては御車(山車)の幕と梶棒を新調して、先日は職人さんによる取り付け作業が行われました。平日でしたが、僕は少し時間が取れたので、囃子の練習をする部屋の鍵を開け、鞘蔵の扉を開けたりして。

滅多に見ることのない、梶棒が着いていない御車がそこには鎮座しています。

梶棒が着いていない御車

トラックに荷台から降ろされた梶棒は、まだ白い状態です。なんか長い感じがする。

新しい梶棒

比べてみると長さは同じです。当たり前だけどね(笑)

色が濃いのが以前の梶棒。

以前の梶棒は仕舞っておいて、いざというときの備えにします。昔、ガードレールに引っかけて折ったことがあるので…。僕は20分ほどいただけで、後はお任せして仕事に行きました。その後、無事に作業は完了してこんな感じになりました。梶棒だけ白い!

白い!

白い!

まあ、新しいんだから仕方ないですね。徐々に色が深くなっていくのを楽しみます。

追幕、後幕、横幕はこんな感じ。

追幕

追幕の下が後幕

横幕。裏地が青になりました。

全部をいっぺんに修繕したり、交換したりなんて不可能なので、少しづつ行っていきます。考えてみると祭りまで一か月半くらいしかないんですね。無事に開催されれば3年ぶりとなります。楽しみになってきました。