昨日のブログ『インフルエンサー竹内』で使用した一枚の写真。
この中途半端かつ無意味に見える写真ですが、実は屋根材の性能に関して、非常に分かりやすい状態が写っています。
Aの屋根とBの屋根の違いがそれです。
Aの屋根には雪が残っているのに、Bの屋根には残っていません。これで何が分かるかとかというと、屋根材による断熱性の違いが分かるんです。
どっちの断熱性が高いかというと、Aの屋根材です。雪が残っているということは、建物の中の熱が屋根の上まで伝わっていないということ。逆にBの屋根材は建物内の熱を屋根の上に逃がしてしまっているので、雪が解けたということなんです。ちなみに、手前の青いスレートは倉庫なので、屋内も外気と同じ気温なので、まったく解ける気配がありません。
Aの建物は我が家の離れで、築50年くらいで陶器瓦葺き。Bの建物は築3年くらいのカラーベスト(化粧スレート)葺きです。我が家の離れには断熱材なんて洒落たものは使っていないけど、Bの建物にはたっぷり使われているはず。それでもこんなに違いが出るんです。あ、Bの建物も、二階で暖房を使わなければ、雪が解けることは無かったと思います。
これだけの違いがあるということは、光熱費にかなりの差が出ます。建物の屋根材を選ぶときの参考にしてくださいね。