年末年始の旅、五日目は、1月3日当日にも書いた通り、熊本城へ行ってきました。
熊本城にて - トライアスリート屋根屋、yoshikixxのブログ
当日も書いたのですが、今までの報道で見るよりも被害は凄まじく、写真もあまり撮れませんでした。
熊本城の復興に莫大な資金が必要になることは間違いなく、外から見ると、もっと他のことに使えばいいのにという意見があったりします。
例えば、東日本大震災のときの、奇跡の一本松についても、無駄遣いだという意見が多くありましたし、僕もそう思っていました。
でも、あの場所に立ち、たまたま入った近くの飲食店で一本松の写真を見たときに、その考えは変わりました。
そこに住む人たちにとって、自分の住む家が大切なのは当然ですが、生き残った自分たちが自らの姿を投影し、復興のシンボルになるものが必要なのだということが、スッと入ってきたのです。
熊本城の天守閣は国宝ではありません。国宝は櫓等、他の建物です。でも、そんなことは熊本の人たちには関係なく、熊本城をシンボルとして、共に復興していくのだと思います。
僕のような建築に携わる者の間では、熊本の話しはまだ途切れません。
でも、熊本の話しをした友達は、少し忘れかけていたと言っていました。
僕は僕なりに、普段の話しやブログで熊本のことや東日本のことを伝えていきたいと思います。
ではでは。