トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

IRONMAN70.3セントレアの応援に行ってきました。一度は見てみると良いですよ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

6月17日㈰は僕がトライアスロンを始めるきっかけになった、地元の大会『IRONMAN70.3セントレア知多半島JAPAN(以下、セントレア)』でした。

アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン

 

 セントレアといえば、毎年、僕が所属するチーム、SQUAD TAKUYAが応援団を出動させて、誰彼構わずに応援しまくります。

 

応援組も朝6時半にはスイム会場に入り、チームメイトのサポートをしたり、冷やかしたりします。

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試泳からスタートまで、最長で2時間半も間があるので、遅いスタートの人たちはけっこうヒマ。チームメイトがいてくれるだけでリラックスできます。

 

僕は地元の大会ということで、挨拶回りに時間がかかります。

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常滑青年会議所の後輩で、今やセントレアのスポンサー企業の一つ『エネチタ』社長の後藤君。彼をトライアスロンに引きずり込んだのも僕だらから、セントレア関係の人は僕に感謝してくださいw 他にも市長やらなんやら、たくさんの人と挨拶して、そのたびに「出場するんでしょ?」と聞かれますが、うーん。来年は10回記念大会だし、出場しようかな。

 

さすがにスイムは応援のしようがないので、ある程度の人がスタートしたら、産業道路沿いに移動してバイクの応援。

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プロの美しいライディングに感心したり、仲間にヤジを飛ばしたり。一瞬で通過してしまいますが、調子の良し悪しは雰囲気でわかります。チームメイト全員がバイクに入ったことを確認したら、ランの応援に移動します。なんせスタート時間が最初と最後で2時間半も違うので、全員のバイク終わりを見ているわけにはいかないんです。それでも、仲間からは「どこに行ってもいるから不思議」と言われます。

 

ランの応援場所は残り5~6キロの苦しいところ。総距離113キロの最後の5キロは本当にキツい。もうすっかり出し切って、絞り出して、ヘロヘロのフラフラになってくる辺り。キツくない人なんて、誰一人としていないところでの応援です。

 

応援はここからが本番。カーブを曲がってくる人が見えたら、いきなり全開で応援開始。選手たちはカーブの出口から、僕たちを通りすぎ、見えなくなるまでの150mくらいは手を抜くことができなくなります。

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↑苦しくて下を向いていますが、軽く手を挙げてくれました。限界なのはわかるので、それで充分。

 

高校の同級生、フルカワ。もう見事にヨレヨレ(笑) おじいちゃんみたいなラン。

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ガイジンさんもたくさん。

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中にはこんなめんどくさい中国人も(笑) 応援に使っていたメガホンを奪い取られました。

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今回は年齢別で優勝する!と意気込んでいたチームメイトのタエさん。脚がひどく痙攣して、思うような走りになりませんでしたが、それでも年齢別で2位。孫もいるかっこいいおばあちゃん。僕は少しだけ並走して動画を撮影。

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何人もの仲間を見送り、制限時間が迫ってくるころ、昨年の大会ではランで関門に引っかかり、完走できなかったイソベさんをアスリートトラッカーというシステムで追跡し、ついに捕捉。

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なんと最終走者。脚が攣って、ろくに走れないと弱音を吐くので「ここで諦めたら、一生後悔するぞ!諦めなかったらゴールできる!」と檄を飛ばして見送りました。

イソベさんに残された時間は6キロで50分程度。普通の状態であれば楽々、ゴールできる時間ですが、今のイソベさんにとっては、果てしなく遠く、儚いほどに短い時間。それでも諦めなければ必ずゴールできると、僕は確信していました。

 

イソベさんを見送った僕たちはゴールエリアに移動。確信はしていたものの、何が起こるかは分からず、気が気じゃない時間が流れます。イソベさんを先行する数名の選手がゴールを迎えるのを祝福しながら待つこと10分。

 

ついにイソベさんがゴールエリアに姿を現しました。花道の入り口で待っていたチームメイトとハイタッチしながら通り過ぎ、ついに歓喜のゴールへ!

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制限時間を4分ほど残し、しかも最後には一人、選手を抜いてケツ2でゴール!

そこは抜いちゃダメだろwww せっかくなんだから、アノ人みたいに調整して、最終走者で残り数秒の劇的ゴールを決めないとwww

まあ、最後には張り切りすぎてしまいましたが、今回は友達が最後まで楽しませてくれました。

 

一見すると速い人のほうが凄く見えるけど、速い人なんて4時間くらいしか動かないのに、遅い人は8時間も動き続けるわけです。しかも今年は午前中は曇り空で比較的涼しかったのに対して、14時過ぎからは太陽が顔を出し、暑さとの戦いも加わりました。速い人は速い人なりに、遅い人は遅い人なりに、それぞれのベストを尽くす。僕たちはそれぞれのベストを応援する。

 

今年も楽しませてもらいました。