トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ドラゴンクエストで考える熊問題

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

実は僕も、ある山でこの夏にツキノワグマを見ました。距離にして100メートルほどだったかと思います。向こうが僕に興味を示さず、ちらっと見ただけだったので、僕はすぐに逃げて問題なかったのですが、初めての経験でとても怖い思いをしました。最近の熊の問題について、北海道のある地域の猟友会支部長という方が語っている映像をSNSで目にしました。その方の見解は、とても腑に落ちるものでした。

 

森の面積に対して熊が増えすぎている

温暖化により、熊が生きやすい環境になってきています。寒いより暖かいほうが生きていきやすいのは当然です。本州には冬眠しない熊もいます。また、猟師が減り、斃される熊が減ったのも要因の一つのようです。そして森の面積に対して、増えすぎた熊が、人のいるところまで降りてきているということです。

熊の強さにも個体差がある

一口に熊といっても、強さには差があります。それぞれの個体が縄張りを持ち、強い個体の縄張りに弱い個体は入れません。野生というのは残酷で、増えすぎた熊の中でも、強い個体は山奥の安全なところを縄張りにできますが、弱い個体は押し出されていきます。そして押し出された場所が人の住むエリアになります。

熊の弱い個体>>>>>>>>>人間

弱い熊といっても、人間よりはるかに強い。人間をやっつけるなんて簡単なことです。

ラスボスは山奥に

ドラゴンクエストで最初にやっつけるモンスターは町や森の入り口にいるスライム。勇者は経験値を積むことで攻撃力を上げ、徐々に強い相手と戦い、最終的には魔城に乗り込み、ラスボスをやっつけるわけですが、スライムだって人間はやられるわけです。これはまさしく現在の熊問題と同じです。

 

ということは、現状はとにかく山から下りてきた熊をやっつけるしかないのかもしれません。