
2025-2026シーズンのBリーグ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの応援で、富山に引き続き、川崎に遠征してきました。相手は前シーズンから調子が上がらない川崎ブレイブサンダースです。初めてのとどろきアリーナです。
まさかの神不在
Bリーグ1、あるいは世界一走るビッグマンにしてドルフィンズの神、スコット・エサトンがどうやら欠場っぽいのが、アップを見ていてわかりました。普通に試合用のウェアを着ていたので、怪我ではなさそうですが、それでもエサトンの欠場は、目の前の試合に対して大きな不安材料になります。
ディフェンスつよつよスタメン
スタメンは齋藤拓実、アイザイア・マーフィー、今村佳太、アーロン・ヘンリー、カイル・リチャードソン。バッキバキのディフェンスつよつよチーム。試合が始まると、ドルフィンズがディフェンスで圧倒。1Qは6分が経過するまでに15点のラン。川崎の得点を0に抑え、0対15と上々の滑り出し、そのまま1Qは7対24と川崎を一桁に抑えて終了。

2Q、3Qは改善の余地あり
2Qは川崎がドルフィンズのオフェンスに対応し、ディフェンスでスイッチを多用してきて流れが変わり、2Q22対21、前半は29対45となりました。今シーズンのドルフィンズの特徴は1Qにディフェンスで圧倒し、2Q、3Qで盛り返され、4Qは突き放すというパターンばかりですが、この試合でも流れは同じ雰囲気。3Qでは26対19と7点も返され、55対64と9点差まで詰め寄られました。

完全に流れを渡さない強さ
ただ、今シーズンのドルフィンズの強さは、流れを渡しても粘れるところ。ディフェンスで頑張り、相手のディフェンスをこじ開けられる個の力があるというのが前シーズンとの違い。4Qでは粘る川崎をじわじわと突き放し、最終的には72対86と14点差で勝利しました。14点差というと、しっかりした勝利に見えますが、実際には詰められた場面や、わずかに流れを渡した場面があるので、2Q、3Qでもしっかりディフェンスしてもらいたいところです。
流を取り戻す加藤嵩都のディフェンス
確か3Qだったと思いますが、たくみに代わって出場した加藤嵩都のディフェンス。常に相手の前に回り込むディフェンスは、バスケットボールのディフェンスの理想形。ディフェンスで流れを取り戻しました。たけとがドルフィンズに来て、最初に驚いたのがディフェンスの良さだったけど、さらに磨きがかかった気がします。あんなディフェンスされたら、相手は何もできません。対個のディフェンスならたくみより上で、ディフェンスで流れを取り戻せるのはたけとのスペシャルなところ。リーグ全体でもたけとに匹敵する対個ディフェンスができるのはハーパーjr.くらいじゃないかな。イケメンだし。

アラン、帰化枠・カイルの存在感
エサトン不在のところ、アラン・ウィリアムズとカイル・リチャードソンがインサイドで頑張ってくれました。前シーズンは帰化・アジア枠がいなくて、外国籍が一人でも欠けたら、一気にインサイドが弱くなってしまっていたので、帰化枠のカイルがいてくれて、数字に表れない仕事をしてくれているのが、本当に頼もしい。アランもこの試合では20得点、8リバウンド、EFFはチーム最高の25と、素晴らしい働きをしてくれました。

このまま2連勝で川崎から帰ります!