トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ドローン飛行の許可・承認を自分でやってみた

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

昨日のブログで書いた通り、屋根誠ではドローンを導入して、本格的に運用を開始しました。

 

ドローンに関する法律に「建物や人から30m以上離れないと飛行させてはいけない」というものがあるので、ドローンをうちの仕事、屋根に関することで使うためには、上記の法律をクリアするために航空局の許可・承認が必要になります。

それが「無人航空機の飛行に係る許可・承認」ということになります。

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許可・承認書

以前は100枚を超える書類を作成、提出し、一発で通れば良いのですが、不備があれば修正して提出するというのをやることになっていて、僕の周りでは行政書士に3万円~4万円で依頼したという人が大半でした。僕も行政書士に依頼するつもりだったのですが、四日市の同業者、服部さんがネットで申請できるようになったことを教えてくれたので、挑戦してみました。

 

国土交通省が作った『ドローン情報基盤システム(以下、DIPS)』がそれです。

https://www.dips.mlit.go.jp/portal/

 

結論から言うと、めちゃくちゃ簡単でした。いや、最初は大変だったんです。

簡単に説明すると、どんな機体を誰が操縦するかっていうことを登録するのですが、機体に関しては、普通の人が手に入れて操縦する機体は、概ねプラットフォームに登録されているので、その中から選べばOK。ところが、僕の買ったDJI製のMAVIC2PROは新型なので、申請を始めた当初はまだ登録されていませんでした。

そうなると、MAVIC2PROの性能、機体形状、操作方法、トラブル時の対応等、写真を撮ったりして、自分で登録する必要があり、これが大変でした。

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上みたいな写真をたくさん撮って、アップする必要がありました。

 

いったいぜんたい、何を言っているのかわからない言葉や、どんな写真が必要なのかわからないということもたくさん出てくるので、そのたびに文言を検索しました。そうすると、同じようにDIPSで申請した人が、同じところで困り、こんなふうに対応したというのをネットにアップしてくれているので、とても参考になりました。

 

許可が下りるのは申請を開始してから3週間ほどかかったかな?その間に、補正したのは一回だけ。ちゃんと許可が下りると、その旨がメールで届きました。で、電子許可書ダウンロードして完了です。

 

行政書士に依頼すれば、さらにいろんな飛行が可能になるのかもしれませんが、普通に屋根の上の写真を撮るくらいなら、自分での申請でも充分。

 

ドローンを買ったかけど、許可申請はまだ、という人は一度、挑戦してみてください。