
終盤に怒涛の追い上げを見せ、CS出場まであと一歩まで追い上げた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。各選手の怪我があと少し少なければ、CS出場は可能だったとは思いますが、勝負の世界にタラレバは禁物。チーム全体のことはさておいて、選手個人それぞれについて振り返ってみようと思います。前回はポイントカードでしたが、今回はシューティングガードです。
#5 アイザイア・マーフィー
今シーズンから加入した榎本新作は、最初からディフェンスで貢献してくれました。スリーの精度が落ちているのは残念だけど、それを補って余りあるディフェンスでの貢献が輝きました。太陽のような明るさでベンチを盛り上げてくれたのも最高です。
#12 中東泰斗
今シーズンはキャプテンだったタイト。選手としてとキャプテンとしては、別の評価をします。選手としてはとても良いシーズンだったと思います。アテンプトもそれほど多くなく、確率もそれほどではなかったけど、ここぞというときに決めたスリーは素晴らしかった。また、得意のバックカットからのリバースレイアップを何度も決め、リバウンドでも仕事してくれました。セカンドユニットにタイトがいるのは心強かった。一方でキャプテンとしては、特に前半は物足りなかった。もっと声を出してほしい。人間は言葉で考える生き物なので、言葉で伝えることはとても大切。背中で引っ張るなんていうのは、喋らない、喋れないことへの言い訳にすぎないと思う。後半はかなり改善されたように感じたけど、前半からやってほしかった。
#18 中務敏宏
引退のシーズンにベテランとしてチームを支えてくれました。最後の数試合、高校生たちと一緒にコートに立ち、得意のスリーを沈める姿には感動すら覚えました。ショーン・デニスHCが「彼のようなベテランを見たことがない」と常々称賛していましたが、その意味がよくわかりました。とても賢い人だし、これからもバスケットボール界に貢献してもらいたいです。
#30 今村佳太
序盤の怪我が惜しまれる。天皇杯で怪我して、千葉戦で復帰するまでの苦しかったこと。復帰してからはハンドラー兼得点源として、またクラッチシューターとして特級の活躍をしてくれました。琉球の日本人エースから、ドルフィンズの日本人エースへ。安定感と勝負強さが同居する最高の選手。来シーズンも頼む。
次はフォワードです。