
バスケットボール男子日本代表と台湾の一戦を、W杯アジア予選 Window1 の初戦として神戸で観戦してきました。いやー、とにかくディフェンスが素晴らしかった。まずはそこから語りたい。
- ■ ハードショウが機能しまくりの圧巻ディフェンス
- ■ PG陣の選出は“ド正解”。齋藤拓実はトーンセットの主役
- ■ “元同僚ホットライン”が炸裂したハイライトプレー
- ■ 渡邊雄太の復調、そして富永啓生の“あいつなんなの感”
- ■ とにかく“ふわっと感ゼロ”の試合。第2戦も期待!
■ ハードショウが機能しまくりの圧巻ディフェンス
序盤から「これは効いてる」と感じたのが、ビッグマンが前線まで出るハードショウ。台湾PGへの強烈なプレッシャーが徹底され、自由にボールを扱わせない。さらに、ビッグマンが出た後のバックアップも見事で、「これ6人で守ってない?」と思ったほどの守備密度でした。
代表チームは準備期間が短いため、オフェンスよりディフェンスに比重が置かれるのは当然としても、それを差し引いても今日の守備は秀逸。個々のディフェンス強度も高く、試合開始直後からプレッシャーをかけ続けたことで、台湾のショットクロックバイオレーションを何度も誘発していました。

■ PG陣の選出は“ド正解”。齋藤拓実はトーンセットの主役
短期決戦の代表では、PGのゲームメイクに頼る部分が多くなるのは当然。その意味で、齋藤拓実・安藤誓哉・富樫勇樹という今回のPG陣は大正解だったと思います。
もし入れ替えるなら誓哉を岡田侑大…という考えもありますが、チームとして見た時には誓哉で妥当。岡田を入れるならPGよりSG枠かな、という印象。ただし最重要ポイントが“ディフェンス”だと考えると、今回は岡田ではなかったのかもしれません。
そしてなんといっても齋藤拓実。久々の代表入りながらスタメンに名を連ね、最初のディフェンスでバキバキに当たり、チームのディフェンスのトーンセットを完了。PGが最初に緩く入るとチーム全体もふわっとするものですが、今日はその逆。彼の入り方が守備強度を一気に引き上げていました。

オフェンス面でも、ドルフィンズとは違うメンバーとの連携が必要な中で、随所に素晴らしい合わせを披露。さすがとしか言いようがない。
■ “元同僚ホットライン”が炸裂したハイライトプレー
特に印象に残ったのがこの速攻。
元同僚ホットライン🤝
— 🏀DAZNバスケットボール (@DAZNJPNBasket) 2025年11月28日
司令塔・齋藤拓実が速攻を展開💨
走っていた馬場雄大が決める
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トップスピードで走る馬場に対し、台湾DF2人の間を縫うように通したピンポイントのバウンドパス。シンプルに見えるけど、あの速度で“簡単なレイアップに仕上げるパス”をするのは相当難易度が高い。バウンドにしたからこそディフレクションされないし、キャッチもスムーズ。まさに職人技。
試合後に外を歩いていると、後ろの人たちが
「齋藤めっちゃ良かったですね」「なんで今まで呼ばれなかったん?」
と言っていて、ドルファミとして鼻が高かったのは言うまでもありません。
ただし、ドルフィンズの齋藤は“あんなもんじゃない”ので、ぜひIGアリーナに来てください。15000人収容なのでぜったいにチケット取れます。
■ 渡邊雄太の復調、そして富永啓生の“あいつなんなの感”
渡邊雄太が復調していて本当に助かった。
11月の千葉ジェッツではスリーがまったく入っていなかったので心配していたけれど、肘の痛みが落ち着いたのか、ミドルも決め、リバウンドにも絡み、パスも供給。とりあえず一安心。次も頼む。

そして富永啓生。
あいつなんなの?持ったら打つし、打ったら入るし。
ブザービーター決めた後なんて、アリーナが壊れるかと思った。全部入るんじゃないかっていうあの空気は唯一無二。次戦も期待しかない。


■ とにかく“ふわっと感ゼロ”の試合。第2戦も期待!
書ききれないけれど、とにかくこの日はディフェンスが素晴らしかった。チーム全体に“ふわっとした感じ”がまったくなかったのが印象的。
12月1日の台湾との第2戦も、この強度で頼むぞ!