トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

屋根は「壊れる」前に寿命が尽きる

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

見えないところで、屋根はゆっくり老化している

「雨漏りしてないから、まだ大丈夫でしょ?」
多くの方がそう思っています。でも、実は屋根というのは、壊れてからではなく、『寿命が尽きてから壊れる』ものなんです。

 

外見の変化には気づきにくい

屋根が壊れる直前まで、外見にはほとんど変化が見えません。
でも下地の木材が湿気を吸って弱っていたり、漆喰が剥がれて内部に水が入り込んでいたり…。そうした“小さな劣化”が、何年もかけて静かに進行していきます。気づいたときには「部分補修」では済まない段階に達していることも珍しくありません。

10年に一度の健康診断を

だからこそ、「まだ大丈夫」より「今のうちに」が大切です。
定期的に屋根を点検することで、ほんの小さなひびやズレを直しながら、結果的に大きな出費を防ぐことができます。

現場でよくあるのは、「もっと早く見てもらえばよかった」というお客様の声。
屋根の老化は静かに進むので、悪くなる瞬間は分かりにくいんですね。

もし10年以上屋根を点検していないなら、それは人間でいえば「健康診断に10年行ってない」状態。でも、大きなトラブルを防ぐには、10年に一度のチェックだけで十分なんです。

屋根の老化は止められませんが、進行は遅らせられます。

それをできるのが、僕たち職人の仕事。
あなたの家が、これからも安心して雨をしのげる場所であり続けるように“静かに進む老化”を、僕たちが見張っています。

 

お問い合わせは下記まで。

常滑市大谷字道向110-3

有限会社 屋根誠

電話 0569-37-0064

メール yanesei100@gmail.com