
ご近所の家の軒先の瓦が落ちかけているのを、可能な限り戻して、ビス留め固定してきました。


いろんな条件を鑑みて、二連梯子を少しずつ移動させながら固定していきました。


これね、瓦葺き職人が見たら、もうちょっとなんとかならないの?もっとしっかりやれよ、とお𠮟りを受けそうですが、先に書いた通りで、いろんな条件があるんです。
四つの条件
- お年寄りの1人暮らし
- あと3年以内にここには住まなくなる
- とにかく落ちなければいい
- 可能な限り安くやりたい
こんな感じです。お年寄りが一人で住んでいて、数年で使わなくなるところにお金をかける余裕がないけど、瓦が落ちて誰かに当たったり、迷惑を掛けるのは避けたいから、なんとかしてほしいという依頼です。
あるいは妥協の産物だとしても
もしかすると結果は妥協の産物かもしれません。でも、だからといって、僕を頼ってくれたお年寄りの気持ちに応えないなんてことはできません。足場を掛けるのだってお金が掛かります。もっと瓦を上げて、雨どいに入るようにすることも可能です。でも、それだとお金が倍以上、3倍くらいかかります。
僕にできること
僕はその家に住む人の事情や背景、思いを大切にしたい。お金に縛られて、気持ちをないがしろにするのは、僕には無理なんですよね。これからも、僕にできることをやります。
雨漏り、屋根の修理のお問い合わせは下記まで。
常滑市大谷字道向110-3
有限会社 屋根誠(やねせい)
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