トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

地元業者に依頼すると話が早い。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

常滑には築80年を超えるような古い家がたくさんあります。80年経っても住めるということは、とても素晴らしいことですよね。SDGsとか持続可能なナンチャラとかいう言葉がありますが、日本では昔から「もったいない」という考えがあり、もうずーーーーーーーっと持続しているわけで、それは古くからの日本の建築というのは、日本の気候に適して進化してきた証拠でもあり、瓦というのはその一端を担ってきたということでもあります。30年も経ったらボロボロになってしまうような屋根材(板金とかカラーベスト)では、こうはいきませんからね。

そんなときこそ地元業者の出番。

常滑で古い家がたくさん建っている地域といえば、常滑駅近くのやきもの散歩道周辺以外にもたくさんあります。そしてその辺りの特徴として、道が狭いということもあります。軽トラックしか近づけない家なんてザラだし、なんなら軽トラックも入れないようなところもたくさんあります。そして道が狭く、歩道もないので、道路から屋根にハシゴを架けざるを得ないようなところもあります。そういうところで仕事をするのは大変です。でも、そういうところこそ、地元業者の出番のはず。修理依頼の連絡で住所を聞いた時点で狭いのがイメージできる、建物のだいたいのイメージができるから、話が早いわけです。

建物の地域性と地域の特性

建物には地域性があります。地域にも特性があります。それを知っているのは地元の業者です。常滑と名古屋くらいしか離れていなくても違うことがあります。常滑だけじゃなくて、地元の建物は地元の業者に依頼してほしいなと思います。