トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

潮風の影響をもろに受ける、常滑の海岸沿いの建物。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

海沿いのまち・常滑

僕の住む常滑市は南北16キロにわたって海に沿っている細長いまちです。正確には海上空港である中部国際空港の海岸線も追加されるので、30キロ近くになるかもしれません。常滑の場合、西側に海があり、冬には強烈な西風、平常時で風速10m/秒の風が吹くので、海岸沿いの建物に与える影響も小さくありません。

海の隣の家

潮風が屋根材に与える影響は大きい。

海沿いのまちで、冬の西風で吹きつけるのは風だけではありません。風に乗って潮水が飛んできます。なので、板金屋根なんてひとたまりも無いことは想像に難くないと思います。また、化粧スレート(カラーベスト)も潮水を吸い、吸った潮水が乾いて結晶化してということを繰り返すことで、ボロボロになるのが早くなるし、留め付けてある釘もすぐに錆てしまいます。それに比べると瓦は影響が少ないのですが、それでも瓦は痛みやすいし、屋根を壊されることがあります。

瓦の隙間には砂が入り込み、滑りやすくなってしまったところに強烈な風が吹きつけ、ズレたりすることもあるのかもしれません。こちらの屋根はズレも多くありました。

地域なりの仕事があります。

地域によって建物に与えるダメージは異なります。また、その地域で日常的に仕事している職人にしかわからないこともあります。雪国には雪国の、海沿いには海沿いの仕事の仕方があるわけです。