トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

変わった大工さんと変わった屋根屋で良い仕事を。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

今度、初めて現場で一緒になる大工さんと打ち合わせをしました。コメダ珈琲店で2時間半近く。長い(笑)打ち合わせ自体はそんなに話すことがあるわけではなくて、ギュッとすれば15分もあれば終わりますが、ほとんど建築雑談です。

僕よりもずいぶん年上で、ちゃんとした仕事をしたいという大工さん。最近は年齢に関わらず、ちゃんとした仕事をしたいという大工さんに出会い、一緒に仕事する機会が増えました。

うちが瓦しか扱わないと話すと、大工さんは「今どきそんなところがあるの?」と驚きましたが、それは本当に珍しいことで、おそらく屋根工事業界の95%、もっとかな?とにかくほとんどの屋根工事業者は『瓦』のみの屋根屋ではありません。なぜ、うちが瓦しか扱わないかというのは、またの機会に書きますが、簡単に言うと、家を建てるすべてのお客さんにとって、もっとも良いのが瓦だからだし、もっとも美しいのが瓦だからです。

話しを戻しますが、僕は仕事の打ち合わせをしていても、雑談をとても重要だと思っています。雑談が盛り上がるってことは、感覚が合うっていうことで、今回の大工さんで言うと、お客さんに提供するべき建物はこうだよね、という目標、ゴールが同じなので、その手法の話しがいろんなところに飛んでいきながら盛り上がるわけです。で、そうなると仕事は成功したも同然です。今日は屋根材はもちろん、基礎やペンキ、果ては法隆寺浅草寺のことまで、話は多岐にわたりました。

大工さんは「俺のお客さんは変わった人ばっかだから(笑)」と言っていましたが、大工さんも変わってるし、僕も変わってます。僕は変わった人界に入るとまともなほうだけどね(笑)変人同士で良い仕事をしたいと思います。