トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

屋根誠のHPに価格を載せない理由。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

うちにはひっそりとHPがあります。

www.yanesei.com

んまあ、屋根誠の場合はブログメインと考えているので、僕の思いだけ伝わればいいという感じで作って、そのままって感じなんです。

同業他社のHPを見ると、中には屋根修理等の価格を載せているところが散見されます。でも、うちは価格を載せていなくて、今回はその理由を書こうと思います。

 

屋根の修理とか雪止等の追加工事というのは、条件によって様々です。同じ作業をするにも、条件が違えば金額が変わってきます。価格を載せているところは『漆喰工事3000円/m』とか『雪止金具の後付け1000円/本』なんて書いているところもありますが、実際に漆喰を1mというと部分補修になり、3000円でやっていたら大赤字になります。同じく雪止金具の後付け工事を1本1000円でやったら大赤字です。例え漆喰が10mあろうとも、雪止めを15本、取り付けしようとも、赤字になります。つまり、よほど長いメーター数、よほど多い本数でないと、そんな金額ではできないという表記になっているということです。3000円~とか、1000円~とかっていう表記も、僕にとっては誤魔化しているように感じてならないんです。そんなの言い出したら、価格を書いてある意味が無いですよね。

建物の大きさ、雨漏りや修理の必要箇所の状況や長さ、面積、車が建物に近づけるかどうか、お隣との距離、ハシゴで上がりやすいかどうか等々。すべて条件が違います。毎回、毎現場で確認して見積りしないと、価格をお伝えすることはできません。ただ、基準として、最低金額を15000円(税別)だと思っておいてください。

 

そんなわけでうちのHPには価格を載せていませんが、その分、ちゃんと現場を確認して、価格をお伝えしますね。