トライアスリート屋根屋兼まあままな釣り師、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
2020年4月のブログで、見つからないリールのラインナップを書いてみました。
シマノの最高峰、ステラ20000PG、ツインパワー8000PG、オシアジガー2000Pとか。ばちばちに釣りにハマっていたころのリールたちです。けっこうな数でかさばる物なのに、なぜか見つからなくて、ときおり探していました。
ところが、エクスマ塾102期の同期、東京都昭島市の歯医者さん、すみたけ歯科の院長で悔しいくらいデカい魚を獲っている、スミと釣りについて話しているときに、ぽろっと「リールが見つからないんだよねー」と言ったのを女房が聞いていたようで、一週間ほど経ってから僕に伝えてきました。
「押入れの中のタンスに入れてあるよ」
あ?え?なんだと?ずっと探してたんだぞ?ステラなんてフタケタ万円だぞ?というわけで、その部屋に。
我が家には僕の道具部屋があり、棚には乱雑に遊び道具が並んでいます。まだまだありますけどね。棚の隣の押し入れの中には、2人乗りで激流を下る、ダッキーというゴムボートとかも仕舞ってありますが、その上に桐のタンスがあります。
桐タンスの一番上の引き出しを開いてみると、リールがありました。
なんでやねんです。女房によると「着物を仕舞っておくタンスだから、高価なリールを仕舞っておくのにも向いているはず」とのこと。いや、もっと換気したいじゃん。
出てきたリールは7台。総額35万円くらいか。
リョービのフィッシングサファアリ。ドラグのノブとスプールを取り付けるノブが別になっているという、特殊な機構で、ドラグの強さを正確に調整することができて、スプールを交換してもドラグの調整をし直す必要がないという名機。石垣島でハンドルが折れたので、社外品に交換しています。チャーマス北村も使っていたことで有名になりました。シマノでもダイワでもないけど、これは良いリールでした。
ダイワのTD-Sはコスパ最高。ナイロンが巻いてあるから、キャスティングで使っていたんだろうか?
シマノ、ツインパワー8000PG
10キロ~30キロくらいの魚を釣るときは、これが一番使いやすかったと思う。ステラは所有感を満たすけど、実質的にはツインパワーくらいで充分。しかも8000番は汎用性抜群。
ベイトリールはシマノ、オシアジガー2000P。
石垣島でイソマグロの35キロを獲ったときのリール。デカいから、手の小さい人は握るのが大変だけど、ジギング用ベイトリールと言えばオシアジガーだよね。
ダイワ、TD-X 4000RiA SaltWater
近海ジギングで一番活躍してくれたのがTD-Xの4000番。コンパクトで軽くて、海水に強い。おそらくこのリールが最も多くの魚を釣らせてくれたんじゃないかな。これさえあれば、というリール。
言わずと知れたシマノ、ステラ20000PG。
すべてのリールの最高峰、シマノのステラ。20000番といえば、当時は最大にして最強のリール。キャスティングでのGTやカジキ、ジギングでの巨大カンパチやイソマグロを獲るためだけのリール。無用の長物(笑)とも言えるけど、一応、そういう釣りをしていたので、ちゃんと使っていました。何よりも所有欲を満たしてくれて、同船者からの熱い羨望の眼差しがね(笑)リールの価格がフタケタ万円で、巻いてある糸だけでも数万円。当時もめちゃくちゃだと思ったけど、今、考えてもやっぱりめちゃくちゃだな(笑)
ロッドはあるから、これでどんな釣りにも対応できる状態に戻りましたが、ステラ20000PGとかはもう使わないだろうし、メルカリかな。ちゃんと整備して、使ってくれる人に繋げようと思います。
ずっと楽しませてくれた遊びの道具は、必要なくなったら、必要な人に譲って、またその人を楽しませてくれたら、僕も道具も幸せだよねって思います。