トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

悩みは寝ずに悩んでも解決しない。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

僕が二十歳代の頃だから、もう随分と昔の話。二十年も前の話です。嫌になるね。二十歳代が二十年前だなんてさ。別に若さに対する嫉妬みたいなものは無いけど、二十歳代だったのが、二十年も前だってことが嫌になるわけです。

 

まあ、それは置いといて、その頃の僕は若かったので、少しくらい眠らなくても平気だったし、徹夜して仕事ってことも、たまにはあったけど、逆に何があっても朝までぐっすりと眠ることができました。

当時、とてもお世話になった、業界の歴史に残るほどの大先輩が宴会のときに「眠れないほど悩むことがあるかもしれんけど、眠らんでおって解決することなんて何もないよ。眠ったほうがええことを思いつくで、ちゃんと眠ったほうがええ」と、僕に言ってくれました。

しっかりと眠れる当時の僕には、その言葉はあまり響かず「まあ、そうですよね」くらいの感覚で受け取っていましたが、年を重ねてくると、やっぱりいろいろと有り、悩むことも出てきて、布団に入ってもグダグダと考えることが出てきました。

そんなときに思い出すのが、前述した大先輩の言葉です。そうだ。眠ったほうがいい。と、思えるように、というか、思うようにして、悩みとか嫌なことを頭から追い出し、眠るようにしました。

 

夜中に働かない頭で、くよくよ、グダグダと考えてみても、そんなときに良いことなんて思いつくわけがないんですよね。

もう亡くなってしまった大先輩が言ってくれたことを、大人になって実感しています。