気づいたらブログを書き始めて5年が経過しました。5年以上、毎日書いているので1830本ほどの記事をアップしていますが、ブログを書くきっかけになったのが、5年前、2016年の2月27日、淡路島での経験でした。
瓦の最大の産地、三河を擁する愛知県に住む僕にとって、淡路島は瓦の産地とはいえ、大したイメージもなく、誘われるままになんとなく淡路島を訪れました。淡路島には『第一回瓦サミット』に来た、全国の瓦好きが集まっていました。当時も思っていましたが、何をやるのか、どんなことをやるのかも知らせない『瓦サミット』の案内はひどいものでした。よく、あんな案内でみんな集まったものだとは思います。が、あんな案内にも関わらず集まった人たちだからこそ、瓦に対する熱量が高かったんだとも思います。
そこで最も衝撃を受けたのが、淡路の瓦師・道上大輔さんの話しでした。二本で1時間と、YouTubeで見るものとしては長いのですが、お時間のあるときにちょいちょい見てみてください。僕の瓦への考え方は、この日を境に明らかに変わりました。今の僕を形成している多くが、このときの道上さんの話しに詰まっています。
日本にはこんなにかっこいい人たちがいるんだ!と、驚きました。愛知県という瓦の最大の産地にいるからこそ、僕は井の中の蛙だったということを思い知らされたわけです。
あれから5年間、ブログを書き始めたこともあり、それまでよりもずっと瓦について考えるようになりました。まさしく人生のターニングポイントです。