トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

屋根誠、木こりをやってみた。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

木こりをやってきました。

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「木の枝を掃ってたら、枝が落ちて瓦を割ったので交換してほしい」と、連絡があり、行ってみると、まあまあ高い木が生えていました。一番高いところだと5mを超えていると思います。庇の瓦とはいえ、その木の枝を掃って、瓦を割るということは、それなりに高いところで作業することになりますが、その枝を掃う作業をしたのが、70歳を過ぎたおばあちゃん。おばあちゃんはさらにやる気満々で、幹の太さが30センチ以上ある、その木を切り倒すつもりだと言います。さすがに危ないので「俺がやったるで、まあ止めといたほうがええよ」と、言ってしまったのが運の尽き(笑)後日、チェーンソーを持って行ってきました。

 

けっこうな枝ぶりなので、下のほうからブインブインと枝を掃っていきます。15分もかからずに枝は掃えましたが、ここからが本番で幹に移ります。庭の中で、しかも一人で作業しているので、下を切って倒すというわけにもいかず、上のほうから40cm~50cmの長さで切っていく、玉切りという方法で切っていきます。慣れないのに加えて、しかも脚立の上で行う作業です。どうしたら安全に、無理なくできるか考えながらなので、けっこう大変です。それでも45分ほどの格闘の末、根本の70cmくらいを残し、8個ほどに切り分けて作業完了。おばあちゃんも「見とるだけで大変だわ。わたしには無理だったね」と言ってくれました。

 

庭の木の枝や葉っぱが雨漏りの原因になったり、瓦を割ってしまうということがやっぱりあります。どうやら僕は木も切れるので(笑)、屋根を直すついでに木も伐りますよ。