トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
遅咲きなんちゃってトレイルランナーの僕は、あくまでもなんちゃってトレイルランナーであり、まごうことなき凡人ですが、世の中にはとんでもないヤツがいるわけで。少し前のブログで紹介した上田瑠偉もバケモノ級ですが
上田瑠偉をさらに上回るバケモノが、スペイン、カタルーニャ出身のキリアン・ジョルネ。
トレイルランナーとしてのキリアンがいかにすごいかを書いても、普通の人にはわからないと思いますが、これなら必ずすごさが伝わるという記録が『一週間で二度、エベレストへの単独無酸素登頂に成功』というもの。普通は一回だって命がけ。一度、登って降りてきたら、そのダメージでしばらく動けなくなるのに、数日後に「なんか行けそうだから行ってくる」みたいな感じで登ったらしいです。つまり、スピード、持久力、高度に対する強さ、全てを兼ね備えた超人なわけです。
そんなキリアンが11月21日~22日に挑戦するのが、400mトラックにおける24時間走の世界記録。
現在の記録が“走る神”とも呼ばれるギリシャのウルトラランナーYiannis Kouros (ヤニス・クロス)が1997年に樹立した303.506km。1時間あたりの走行距離に換算すると12.646km。1kmを5分で走ったら到達できない計算になります。1km当たり5分切ったスピードで24時間走り続けるというのは、少しでも走ったことのある人なら、いかに凄まじいことかわかることでしょう。
キリアンの挑戦はサロモンの公式サイトにおいて、リアルタイムで配信されるそうです。お時間のある方はちらっと覗いてみてください。