トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

移動方法が感性を豊かにする。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

同じ風景を見たときに感じ方が違うことがあります。一人なのか、誰かと一緒なのか、一緒なら誰と一緒なのか、どんな気分で見ているか。っていう辺りには大きな影響を受けると思いますが、ここで書きたいのは『どんな方法でそこに来たかによって、見え方が違う』ということ。移動手段です。

自動車だったり、バイクだったり、飛行機やヘリコプター、自転車、歩き、ラン。ロープウェイとかゴンドラやリフトっていうのも。いろんな移動方法があって、それぞれで行ける場所と行けない場所があります。僕が行ける場所なんていうのは、だいたい自動車とか自転車、ロープウェイ等で行けるような普通の場所です。そういう普通の方法で行ける場所で見る景色だとしても、そこに行くまでの方法によって、景色の見え方が違う気がします。移動方法が感性に影響を与えるってことです。

僕にとって身近な山だと、三重県御在所岳があります。ロープウェイでも行けるし、登山道を使って歩いても行けます。今なんて紅葉の季節ですからね、最高の景色を見られますが、ロープウェイと歩きでは、同じ景色なのに違って見えます。やっぱり歩きのほうが綺麗に見えるんです。

もちろん、身体が不自由だったり、体力的な不安がある人が便利な乗り物を使って、いろんなところに出かけて綺麗な景色を見ることは、とても良いことだと思いますが、普通に歩いて移動できる人なら、いつもの場所に少しだけ自分で歩いて行ってみると、いつもの場所が違って見えたりすると思います。

 

歩いたり、自転車に乗ったり、自力で移動すると感性が豊かになる気がします。

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