台風9号が接近し、愛知県でも確実に雨が降るという天気予報が出ていた9月3日。常滑では早朝から土砂降りになり、雨雲レーダーを見ると、現場がある岡崎でも10時には強い雨が降り出すという予報だったので、雨漏りの原因を突き止めるチャンスだということで出発。
土砂降りの中を東に向かい、衣浦海底トンネルを抜けると、なぜか晴れ。しかし、雨雲は南から進んでくるので、ここで降っていなくても大丈夫。9時50分くらに現場近くのコンビニに車を停め、再び雨雲レーダーを確認すると、あと15分くらいで降ってくるようです。いい感じーと現場に向かい、到着するとすぐにパラつきはじめたので、カッパを着て、ヘルメットもかぶって待機します。
が、待てど暮らせど本降りにならず。おかしい…。さっき見た雨雲レーダーではすでに黄色から赤色の、強烈な雨がやってきているはず。パラつきすら上がってしまったので、雨雲レーダーを見ると、ちどうやらちょうど雨雲の切れ間が通過していったようです。まじか。
もう帰るか…、と考えながら次の雨雲を見ると、30分もかからずにやってくるらしい。ならば1時間もかけて来たんだから、もうしばらく待ってみよう。が、やっぱり降らず。いったいどうなっているのだ。そして次の雨雲がやってくるのは12時頃。やっぱり帰ろうか…。
11時になったので、近くでご飯を食べられる場所を探したら、美味そうな蕎麦屋を発見。蕎麦なら苦しゅうない。
蕎麦を食べて戻ると12時。降らない。雨雲レーダーでは12時15分くらい。15分待つ。降らない。もういいだろ。帰ろう。
車を西に走らせると、急に暗くなり、大粒の雨が降ってきたので、現場に引き返します。急いでカッパを着て足場を上り、安全なところから状況を確認。さらに屋内に漏ってくるのを待つも、雨は小降りに。ほとんど確認できず…。
9時に出発し、帰ってきたのは14時半。実に5時間半に渡る雨漏り調査は徒労に終わりました。まあ、収穫はゼロではなかったので、一筋の光は見えましたけどね。なんとかします。