トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

そこで学んだことの1つを実行できたら、それは結果が着いてくるはず。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

日本にはいろんな業界団体、組合、勉強会みたいなのがありますよね。うちの業界で言えば全国組織の(一社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)とその青年部、県内で言えば愛知県屋根工事業連合会とその青年部。地域でうちが加入しているのが(公社)半田法人会と青年部で広義的には商工会議所もそうでしょう。過去に加入していて卒業したのが常滑青年会議所。他に加入も加盟もしていないし、する気もないけど、ライオンズクラブロータリークラブ、なんとか同友会とか青経塾なんてのもあるし、まあよくわからんのもありますよね。

 

全瓦連にしろ愛知県屋根工事業連盟にしろ、なんなら法人会だって僕は自分の意志で加入したわけではありません。唯一、青年会議所だけは諸事情により自分の意志で入会しましたが、それ以外は全て父親の代からです。

 

こういう団体って、入っている人のほとんどが、なんとなくの付き合いで入っていますよね。うちもそうです。で、ほとんど人が無意味だと思っています。はっきり言って、いったいなんのために存在しているのかわからない。本来は加入している人や企業の利益や成長のための団体のはずなのに、なぜかそれを忘れ、団体の存続こそが存在理由になってしまっている団体が多いような気がします。どうしたら会員が増えるのか、なんて考える前に、どうしたら会員の利益や成長につながるかを考え、具体的に利益と成長につなげていけば、おのずとその団体に入りたいという人や企業が増えるはずなのにね。

 

ただ、大きな会社の社長や、異業種でそれなりになった経営者の話なんて聞いても、正直なところ、そんなに参考にはならないけど、同業者や、近い業界でうまくいっている、同じくらいの規模の会社の人と話せるのはとても参考になります。

 入っていても意味がないと思っている人のほとんどは、いまいち意識が低いんじゃないかと思うことがあります。その団体が開催した勉強会で講師が教えてくれたことが5つあったとして、そのうち1つでも実行したことがある人がどれほどいるか。100人が参加した勉強会や講演会で、実際に行動に移せる人は多くて1人。ほとんどの人は何もしない、やらない理由を探してやらないんですよね。僕もほとんどやらないから、よーくわかります。でも、1つだけでも実行したら、必ず効果が出るんです。僕は2016年に淡路島で開催された『第1回瓦サミット』で聴いた、ブログを書くということを、毎日ひたすら実行しています。どのくらい効果があるかというと、もう怖くて止められないほど効果があります。ブログを書かなかったらうちは廃業していたと思います。

 

付き合いで入っている団体なんて、無駄だと思うなら辞めちゃえばいいんです。入っているだけで仕事につながるほど甘くはないし、なによりも会費が無駄でしょ。どうせ仕事にならないなら辞めたほうがすっきりします。でも、辞める前に、その団体で学んだことを、1つだけ実行してみても良いんじゃないかと思います。