祭の夏練習が始まりました。例年なら土用干しといって、御車(山車)を鞘蔵から出し、法被等を干すところから始めるのですが、梅雨明け前で湿度が高すぎて、干してもかえって湿気ってしまいそうなので、干すのは延期。しまってあった太鼓を使えるようにしただけとなりました。
いつも練習をする若衆部屋に、こんな本がありました。
『愛しきほりもの』みずのさなえ著

愛しきほりもの /樹林舎/みずのさなえ / みずのさなえ【中古】afb
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ホビー・スポーツ・美術 > 美術 > その他
- ショップ: BOOKRIVER
- 価格: 5,950円
旦那さんが仕事でほりもの=彫り物、神社や寺、山車の装飾として使われている木の彫り物の写真を撮影するために、僕の地元常滑市大谷の祭を訪れる際に同行し、たまたま見た、蓬莱車と東櫻車の檀箱というところに飾られている、ネズミやキツネの彫り物に魅了されたのがきっかけで、自身もあらゆるところを訪れては彫り物の写真を撮るようになったそうです。
どちらかというと、龍や虎、神話時代の逸話を彫り物にして飾るイメージがありますが、うちの東櫻車には『きつねの嫁入り』みたいなかわいらしい彫り物もあるんです。『愛しきほりもの』には、そんなかわいらしいほりものがたくさん掲載されています。『愛しきほりもの』を見て頂いて、良かったら大谷の祭も見にきてください。