トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

大谷祭禮本日はこんな感じ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

曳き初めは21時に終わりますが、ご飯を食べながら翌日のことを話したりして、家に戻ったのは22時半くらい。風呂に入って、気を失うように眠り、起きたのは本日(ほんび)の5時半です。本日は6時に御車(山車)を鞘蔵から出します。

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子どもたちが演じる三番叟

本日の三番叟は御車の前壇で演じられます。

出山の前に大行司としてのご祝儀を渡して、伊勢音頭を唄ってもらいました。

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本日は強風によりドローンの撮影は無し。ジンバルに取り付けた携帯での撮影になりました。

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大行司のポジションはずっとここ。ぜんぜん面白くない(笑)

そうそう。御車を切った(曲がること)ところは、道路がこんなふうになります。

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まあ、10トン以上の物体を無理やり切るわけですからねー。こんなことになっちゃいます。

御旅所の入口では、一旦待機します。

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濱條の蓬莱車が据えられて、上山(じょうざん)を上げるのを完了させ、それを濱條の使者が、奥條の使者に伝えてからでないと、御旅所には一歩たりとも入ることは許されません。なぜかというと、そういうものだからですw

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上山を上げた蓬莱車に寄せていく東櫻車。何度も切り返して寄せていきます。ここまで寄せるのは滅多に無いようで、どこの祭関係者が観に来ても驚いてくれます。

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よし。本日はまあまあだ。

若衆たちはまた祝いこみですが、大行司はまったくやることナシ。無駄口を叩きながら時が過ぎるのを待ちます。大谷の男は口が悪いので、年齢の上下関係無く、お互いに無茶苦茶なことを言い合いますが、周りで聞いていると、お笑い番組よりは面白いトークが繰り広げられます。

御旅所から出山するころに、トライアスロンの仲間が登場。わざわざご祝儀も頂いたので、親方に渡して伊勢音頭を一曲。そんなこととは露知らず、ご祝儀をくれたので、伊勢音頭には喜んでくれたみたいで、僕も嬉しかったです。

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ご祝儀として頂いたアイスを、この寒いのに食べながら一枚。大行司は紋付きの羽織袴なんです。んー、けっこう似合いますねw

本日の八幡社では、またもや式典があります。式典が始まる前に、写真を何枚か。

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濱條の大行司と使者、そして巫女さんは親子です。

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うちの使者はというと、熟睡w 疲れてるからね。気持ちは分かるよ。

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友達が撮ってくれました。真面目に座っています。が、眠い…。

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八幡社からの出山は夕日に照らされる時間になります。

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この辺りから僕は心の余裕を失ってきて、撮影する余裕が無くなりました。

提灯を取り付けて、玉泉寺前でUターンして戻る寸前には、あまりにもピリッとしない親方に怒鳴ってしまいました。ずっと僕が時間の管理をしてきて、後継者を作ることができていなかったが原因なので、これは反省です。

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提灯を点灯して戻ります。

鞘蔵に戻り、子どもたちが最後の三番叟を演じている間に幟を降ろし、いよいよ入山です。本日の入山は鞘蔵の前で前後するだけですが、若衆たちはいつまでも止めたくないんですよね。気持ちはよくわかります。僕たちは見守るだけです。

入山した後、正の大行司である奈Jから挨拶があり、恐怖の胴上げがありました。羽織袴なのに、容赦なく塩をぶっかけられます。目はつぶっていたので大丈夫でしたが、鼻に塩が入って大変なことに。鼻に塩が入ると鼻水が止まらないというのは、初めてしりましたw

 

20時半頃には今年の祭の全てを終えました。本当に長い二日間でした。そして大行司がこんなに辛いなんてw想像以上でしたね。今年は秋に常滑市制65周年記念の山車祭があるし、来年は奥條が宮本だし、まだまだ大変な年になりそうです。