実は足摺岬から、その日の宿泊地までの移動中に火事に遭遇しました。凄まじい火勢で、建物全体が燃えており、夜空を焦がしていました。次の日にネットのニュースをチェックしてみたら延焼、類焼を含めて11軒が焼けるという大きな火事でした。怪我で病院に搬送された方が一人いるだけで、人命に影響が無かったことが不幸中の幸いといえますが、新年から大変な思いをしなければならない人たちがいることに胸を痛めると同時に、改めて火には気をつけないといけないと思いました。
土佐清水では竜串というところでグラスボートに乗りました。女房が見つけて行きたいと言われ、僕はグラスボートとかに懐疑的なので、あまり気が進まなかったのですが、竜串のグラスボートには良い意味で裏切られました。写真では伝わりませんが、見事なテーブルサンゴやキクメイシ、熱帯魚の群れを観ることができました。
ボートは一旦、岬の先端あたりに着岸し、ここから岬を散策する時間があります。船に乗っていなくても、魚はたくさんいます。
なんたって、船が宙に浮いて見えるほどの綺麗な海ですからね。
岬の散策も見どころがたくさん。昔、弘法大師が見残したことに由来する、見残し海岸は変わった岩がたくさんあります。
釣り人もたくさん。
小一時間、散策しましたが、時間はまったく足りませんでした。再びボートに乗って港に戻り、次は海中展望台です。
1971年に造られた海中展望台は、1960年代に大人だった人たちが考えた近未来な雰囲気が溢れています。
ところが、この海中展望台。入ってみると素晴らしい!見た目にそぐわないw大活躍です。
入口には透明度が表示されています。この日は最高レベルでしたが、透明度が低いときには料金が半額になったりするらしいです。
螺旋階段を降りていくと、ここから海中ですよーの表示あり。なんとなくワクワクする瞬間です。
壁にはめられている丸い窓からはたくさんの魚やサンゴを見ることができます。
ここ、ずーっと見てられる施設です。昔、海水魚を飼育していたことのある僕にとって、最高の場所でした。