8月22日に追記あり。
最後にReliveによる、今回の空撮映像をアップしました。
権現岳から赤岳に向かうルートには長いハシゴがあります。全60段、約20mほどの長いハシゴ。先行する白井さんは「こえー!こえー!下見ちゃったよー!こえーよー!」と泣きながらゆっくりと降りて行きます。
毎日、ハシゴを昇り降りしている僕にとっては、日常となんら変わりないので、ビビる白井さんが面白くてしかたないw それにしても素晴らしい景色!
来た道を振り返り、「あんなに遠くから来たんだ」と感じる時間は、登山の中でも特に好きな時間の一つです。
尾根の両側が切り立っていて、右にも左にも滑落できるキレットという個所を通過し、ついに今回の登山の核心部に突入です。
赤岳の最後の登りは、どのルートから登っても、手を使わないと登れないところがあります。
ハシゴやクサリが登場し、ときにはクーロワール(ルンゼ)も登ります。
〇と×が書いてあり、×のほうに行くと、にっちもさっちも行かなくなるので要チェックや!
竜頭峰からこんにちわ。僕の向こうに見えるのが小天狗という岩だと思います。この辺りに来ると、僕は楽しくて仕方ない。笑顔が止まりません。
どうやら登るスピードが速いらしく、きゃーきゃー言いながら登る白井さんに相当のプレッシャーをかけたようで「怖くないのかよ!?」と聞かれましたが、登りなんて何も怖くありませんよ。気分は平山ユージですw
白井さんはすれ違う人全てに話しかけ、キレットが怖かった、ハシゴがアレだったと説明して、恐怖を分かち合いながらも、無事に赤岳山頂(2899m)の登頂に成功。
2012年以来かな。6年前には先代犬の小雪さんも一緒でした。
スーパードッグ・小雪の雄姿。登ったことのある人ならわかりますが、あのルートを登る犬って、今、考えてみると凄いんですよねw 小雪はやっぱり凄かったなと改めて実感しました。
下山は文三郎尾根から行者小屋へ。行者小屋では美濃戸口まで車を回してくれた女房と合流。コーヒーを飲んで南沢ルートを歩いて下りました。
トライアスロンを本格的に始めてからは、登山も我慢してきましたが、久しぶりの登山は本当に楽しくて、リフレッシュすることができました。THE・夏休み!って感じ。
しかも、結局、7時間半くらいかかった登山のおかげで、ケツ筋やハムストリングスにしっかり刺激が入り、次の日の練習にも良い影響があったようです。やっぱりたまには登山も良いもんです。