トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

危なくたって好奇心は裏切れない。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

三週連続でトレランの大会に行ってきました。今回は伊勢の杜トレイルランニングという名前で、読んで名の通り、伊勢の森を駆け巡る大会です。駆け巡るとはいえ距離は短くて20キロ。僕は一週前のITJのダメージが残っているのでエントリーすらしていません。

ですが、大会の前日には仲間で忘年会が開催されるので、忘年会と応援のために行きました。

ただ、今回のブログはトレランについて書きたいわけではなく、音楽と僕の生き方についてです。

 

生き方というとかっこつけた感じになっちゃいますけど、昔から、それこそ子供のころから、僕なりに感じるかっこいいもの、かっこいい生き方に対する憧れというのはあり、それはたぶん誰しもあると思うんです。

僕の場合はちょっと危険な香りがするところを、飄々と歩いていく人に対する憧れが強くて、インゲマル・ステンマルクよりも三浦雄一郎が好きで、ケニー・ロバーツよりもフレディ・スペンサーが好きで(この辺はわからなくても良いヤツです)。

 

曲で言うとショーグンの『男達のメロディー(男達のメロディー - SHOGUN - 歌詞 : 歌ネット)』とか、ルー・リードの『Walk on the Wild Side(邦題:ワイルドサイドを歩け)』とか、なんかわかんないけど、危険な道とか裏街道とかを歩いてみたら面白いよー、みたいな歌詞が好きです。

 

二年くらい前に車を運転中にラジオでたまたま聴いたGLIM SPANKYというバンドの曲があって、そのときに何を聴いたかは忘れちゃったけど、それはもう凄い衝撃で。たぶんメジャーデビューアルバム『SUNRISE JOURNEY』の一曲目『焦燥』だったと思うんですけど、あまりのカッコよさに、バンド名を忘れないようにメモして帰り、さっそくAmazonでポチってヘビーローテーションという言葉では足りないくらい聴きまくって。『焦燥』なんて、これを女性ボーカルのバンドのデビューアルバムの一曲目に持ってくるって、なんて胆の据わったデビューなんだと。今も『焦燥』を聴きながらブログを書いているんですけど、聴いちゃって書けない(笑)

 

2016年夏には2nd.アルバム『Next One』がリリースされて、2曲目『怒りをくれよ』の歌詞「理性なら邪魔なんだ 限界越えた先にしか欲しい物はないから 馬鹿は馬鹿げた夢 追うしか出来ねえんだ 試練何度越えようが 満足を蹴り飛ばし行こうぜ」とか、10曲目『ワイルド・サイドを行け』の「ワイルド・サイドを行け ヤバい場所で今夜会おうぜ やわな平和になれた奴らも きっとそれはそれでヤバいのさ 国籍 生きる答えが 違うことは関係なくて 人に弾かれた者同士も 同じ孤独で繋がれんだ 仲間とこじ開ける未来は絶景さ 進んでいこうぜ 今日だって道は分岐点ばかり 好奇心辿って 悪い予感のする方へ」とか、まさしく僕がトライアスロンをやっている理由を表現している感じで。

 

トライアスロンなんてやっていると、なんでそんな大変なことをやっているのか、と聞かれることが多いんですけど、それはもう、かっこいいものとか、面白いことを求めているからに他ありません。楽に生きたいなら、トライアスロンなんてやらないし、トレイルランニングも登山もバックカントリースキーもやりません。屋根屋もやらないかな。大変で危ないことは知っています。

 

でも、今まで「好奇心を辿って悪い予感のする方へ」進んで、面白くなかったことが無い。危ないことはありましたけど(笑)

 

特にここのところ体調不良があって、俺の人生ってこの先どうなるんだろう、と考えたときに、保身に走るほど下らないことは無いなと感じて、今までけっこう好きなことやって生きてきたけど、これからはさらに加速しようと心に決めたわけです。

 

どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose yeah 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ(男達のメロディーより)

 

運が悪いとこんな写真を撮られるけど、それでも悪い予感のする方へ(笑)

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