少し前に書いたブログの続編です。
↑のブログで書いた鉄筋。なんだか愛知とか三重とか、日本でも一部にしかない工法みたいで、Facebook上では全国の屋根屋さんたちが、軽い盛り上がりを見せていましたw
どうやら伊勢湾台風を契機に、瓦屋根の補強方法として登場したらしいです。友達で現長久手市議の山田けんたろうが教えてくれました。
せっかく先人たちが考えてくれた工法でしたが、やっぱり効果がないのが確認された現在であれば、取り外したほうが良いのは間違いありません。
なかには銅線が切れて、鉄筋が屋根から垂れ下がってしまっている家もあったりします。
↓これなんかは、もうグニャグニャ。
これもひどい状態です。
こんなふうになる前に取り除いたほうが良いです。取り除いたあとは長いビスで固定します。↓これは115mmという長いステンレスのビス。こんな長いビスで、下地の木に留めつけます。
軒の写真を撮り忘れたので、ケラバの袖瓦ですが、こんな風にビス留めします。ガッチリです。
そして、このお宅は棟にも鉄筋がありました。
もう全く無意味です。
これも取り除いて、銅線を締めなおしました。が、やっぱり写真を撮り忘れるというw
普通の大きさの家なら、一日くらいで完了しちゃう工事なので、気になる人は問い合わせてくださいね。