トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

美しい屋根を持つ家は長持ちします。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

僕が事務所にいるときに電話がかかってきたら、僕が電話にでます。だって他にいなくて、誰も出てくれませんからwとりあえず、しゃちょーが電話にw

 

この間も、↓のブログ

yoshikixxtri.hatenablog.com

に書いた、タウンページを見たという人から電話をもらったときも、ささっと僕が電話に出ました。

 

先日の台風で雨漏りがして、その時にはご主人が自分で屋根に上り、しっくいをこってりと盛って、なにやらやったらしいんですけど、見た目も悪いし、そんなので大丈夫なのかと心配になった奥様からの電話でした。

 

目安になる金額的な話しをさせてもらったりしたんですけど、特に説明させて頂いたのが、しっくいを盛っても雨が止まるとは限らないということ。

 

もし、しっくいをたくさん盛って、雨漏りしなくなるのであれば、僕たちみたいな職人だって、最初からっしっくいを盛ります。なぜ盛らないかっていうと、効果を期待しにくいからなんです。

 

この電話でも説明させてもらいましたが、結果として雨漏りが止まることもあります。ですが、おかしなことをやると、雨漏りはひどくなることもあります。僕たち職人は雨を止めるのではなく、逃がす、流すというイメージで仕事します。ところが、屋根に関する職人以外の人は、雨を止める、どこにも入れない、というイメージで作業してしまうんですよね。これでは雨漏りは止まらなかったり、ひどくなったりすることが多いんです。

 

家を新築したときの屋根は、シンプルで美しく仕上がっていると思います。その美しさは機能美です。見た目だけではなく、意味のある、機能を持った美しさなんです。

 

美しい屋根を持つ家は長持ちします。