川越の美しい町並みの次は埼玉県の奥部、秩父です。本当は11月にFTR100という、100kmのトレイルランニングレースで訪れる予定でしたが、台風の被害で大会がキャンセルになったので、初めて訪れました。
左甚五郎の彫り物がある秩父神社は、徳川家康の命により建立された神社です。今回は奇遇にも家康繋がりになりました。なにやら日光東照宮と同じ彫り物もあるらしいですが、よくわかりません。
本殿の裏には見返り梟(ふくろう)という彫り物があります。体は正面に向けたままでも後ろを向ける梟が、本殿の後ろを守っているということです。かわいいけどかっこいい。
1月なのに銀杏が臭かった(笑)
そして川越に続いて祭り会館です。
秩父にも山車が多いのは、徳川所縁の地だからでしょうか。祭り会館では映像を使った説明をしてくれますが、その説明によると、祭りが客寄せイベントではなく、きちんと祭りとして継承されている印象です。年に何回も山車が出る祭りが開催されますが、毎回、しっかりとやっているようです。
山車の仕組みは京都に近い形状で、方向を変えるときは、ジャッキみたいなのを山車の下に入れて、方向を変えます。
こんなふうに上から見ることもできます。
山車の道中で最大の難所であり、見せ場は最大傾斜25度の団子坂。こんな角度を上るらしいです。
重さ15トンの山車を上げるのはすごいの一言。実際に行ってみました。
反対から見ると
地面についている白い跡は、山車の車輪が通った跡です。この坂を上がるのはきつい。そりゃ盛り上がりますね。
秩父神社の参道には大正から昭和初期の建物が点在しています。
寶登山神社はその名の通り、寶登山という山のふもとにあって、登山者の姿もちらほらあります。とはいえ、コースタイムが50分程度なので、登山というよりもハイキングですね。
御朱印はこちら。
なにやら寶登山神社のある長瀞という地域はかき氷が有名らしく、参道にもかき氷屋さんがありました。
どうやら氷屋さんの直営店らしいです。メニュー表には「おしるこ」の文字があり、そりゃそうだよね、寒いもんね、と思いながら店内を見ると
でかいかき氷を食ったはる!このクソ寒いのに!いやー、怖なってくるわ…。
秩父は愛知からだと川越以上に遠いので、何があるのかまったく知りませんでしたが、蕎麦や豚肉等、美味しいものもたくさんあるし、歴史的な建物も見られて、行ってみたら見どころがたくさんありました。次回はFTR100で訪れたいと思います。