屋根に関係する害獣の一つにコウモリがあります。コウモリっていうのは、ごく小さい穴から出入りできて、へたすると1センチくらいの穴から入ったりします。今回は害獣駆除業者さんから、屋根の瓦の隙間から出入りしているので対策してほしいという依頼を受けてやってきました。
一見すると、なんでもなさそうに見えるし、実際、きちんとやってあります。ところが、コウモリとか雀とかっていうのは、なにかのキッカケで隙間を見つけて入り込むんですね。段取りとしては、害獣駆除業者さんがコウモリを追い出して、戻ってくるまでにうちが隙間をふさぐという手順です。すでに追い出してあるので、先端の瓦をめくってみると、フンがありました。
隙間になるであろう、ところをエプトシーラーというスポンジみたいなものと、シリコンコーキングで埋めます。
ちなみにエプトシーラーは瓦にフィットするだけでなく、意外と長持ちします。
戻してビス留めして完了。んー、大した隙間じゃないし、今までに数百軒の屋根を同じようなやり方してきても、問題ないのに、なぜコウモリがこの屋根を選んだのか…。いずれにしても、こういうことがあった以上は、次からは新築でも対策していかないといけません。