ブログを書き始めて三年と四カ月ほどになります。最初はかっこつけて屋根のことばかり書こうと思っていたのに、すぐにネタが尽き、トライアスロンのことやら旅のことばかり書く間に屋根のことを書くようになり、なんとかかんとか細々と続けているわけですが、一日の閲覧数は平均で300ほどとなり、こんな拙ブログでも、面白いと言ってくれる人がたまにいて、それが嬉しくて、張り合いになって続けられています。中高生の頃には椎名誠さんに憧れて、物書きになりたいなとぼんやり思っていたこともありますが、そんな才能もなく、ろくに書くこともなく終わった僕が、毎日毎日、徒然なるままに書いているブログを、日に300人も読んでくれているということは、実に欣幸の至りとする次第です。
ってことで、欣幸とか書きましたが、初めて使いました。欣幸とだけ書いてあっても、どんな意味なのか知りません(笑) 欣幸は『幸福に思うこと』という意味らしいです。こんな感情に関する言葉がたくさん載っているのが『感情ことば選び辞典』です。
この本を教えてくれたのは、僕のSNSの先生、下澤美香さん。
ブログであろうと、SNSであろうと、あるいはデジタルではなく、紙の本や書類であろうと、文章の目的は誰かに何かを伝えたり、記録に残したりすること。僕自身はブログを書くときに、どうしたら自分の感情を上手く伝えられるのか、まさしく、ことばを選び続けてきた三年四カ月でした。毎日、書いていると、面白い文章、興味深い文章を書ける人というのは、語彙が豊富で、ことば選びが上手いんだなと、つくづく思います。
たとえば『面白い』という感情について、ことば選び辞典では、八つの表現が示されています。その中の五つがこれ。
『楽しい』については七つ。
『願う』なんて43個も単語が示されています。これを全て使い分けるのは不可能だと思いますが、少しでも使い分けられたら、もう少し、まともな文章が書けるかなと。
そして、子供のころの趣味の一つ。『国語辞典を読む』という、変わった趣味が復活しそうです。
感情ことば選び辞典は優れていると思いますが、ことば選び辞典によると、それは
優良っていう表現になるらしいです。