三番叟の練習が始まりましたが、予想外の出来事がありました。
笛を吹く人が足りないってことで、あたくし、笛を吹きました。大谷の祭において、現役で笛を吹くのは15歳から18歳までの四年間。その後はスポット的に吹くことはあっても、ほとんど吹きません。3年前にはなぜか頼まれて、祭当日に笛を吹きましたが、三番叟の笛は20年以上ぶり。当時は天才的な笛吹きでしたが、なんせ吹いていないので、指を思い出すのも一苦労。音は出るものの、顎やらほっぺたやらが疲れてきて、すぐにかすれてきます。現役時代はエースとして、朝5時から夜19時半まで、14時間以上に渡って吹き続けたのに、吹いていないと吹けなくなるもんです…。
今週の木曜日までは人が足りないようなので、毎晩、吹くことになります。どうせ吹くならと三番叟だけでなく、道行、関所、遊神楽、夕車切、春一番等、二時間以上吹いています。
まだまだ安定しないけど、継続は力なので、現役のレベルを取り戻すべく、しっかり練習します。
