トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

山車を曳きまわすルートのチェックをしてきました。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

祭自体は3月末の土日だし、練習は夜ですが、大行司(総責任者)は平日の昼間にも役割があります。今回は道路や電線の高さの確認に行ってきました。
常滑市の職員、中部電力常滑警察、ケーブルテレビ、区長、副区長とかとか、大人数で二手にわかれてチェックします。

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僕は北方面の組に入って歩きます。山車(大谷では御車と呼ぶので、以下は御車)の運行に合わせて、左側を歩きます。

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途中、低めの電線を見つけては、高さを計ります。北方面には御車が引っかかるような電線はありませんでした。が、必ず当たるのが標識です。横断歩道や速度を表記した看板は必ず当たるので、標識が来るたびに避けることになります。

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北方面は道路状況にも異常はなく、片道1キロほどを往復して、無事に終了。もう一組が回っている東方面のほうが、少し距離が長いので、待つことになることはわかっていたのですが、僕たちが戻ってきてから、30分経っても戻ってきません。なにやらやけに低い電線が何本かあったり、道路に段差ができていたりして、市職員や中部電力、ケーブルテレビの人たちと打ち合わせが発生したようです。電線を引っかけて切ってしまうわけにはいかないことはもちろんですが、引っかけても止まらずに進むと、電線が切れる前に御車が壊れます。電線が丈夫なのか御車が弱いのか…。弱いというか釘やビスで留めてあるわけではないので、屋根の一部が電線を引っかけると、簡単に持ち上がってしまうんです。実際に数年前にうち(東部)の東櫻車ではなく、西部の蓬莱車が引っかけて、屋根がまるごとめくれ上がり、落下したことがありました。不幸中の幸いで怪我人は出ませんでしたが、それはそれは大変な出来事だったので、毎年、しっかりとチェックすることが大切なんです。