トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

今日の限界は明日の限界じゃない。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

『極限力』Beyond Selfを読みました。

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日本トレイルランニング日本界のトップアスリート16人が、それぞれに語る限界の突破口について書かれた本です。厚みの割りには文字数は少ないし、インタビュー形式が多いので、サラサラっと読めます。

前書きには「限界とは、いったい何なのだろうか。実際に限界を超えた体験をしたことがある人は、そもそもどれほどいるのだろうか。多くの人はむしろ、自分で限界というラインを引いているのかもしれない。真の限界を超えたとき、人はどうなるのか。トップアスリートの限界とその境地に迫る」とあります。

若手からベテランまで、超長距離スポーツに身を置く人たちの考え方は、レベルこそ違えど、僕自身も同じように考えていることが多く、スッと入ってくるものでした。

2019年には47歳になるおっさんアスリートの僕が、トライアスロンにデビューしたのは39歳のときでした。完走できたらラッキーくらいの感じで出場したIRONMAN70.3セントレア常滑JAPAN(当時)を完走し、その二年後に、完走できない予定で出場したIRONMAN JAPAN 北海道(スイム3.8km、バイク180km、ラン42km)を、予想に反して完走することができて感じたことは「ここが限界ではない」ということ。限界は、自分の思っている遥か向こうにあるという実感。このとき「ここが限界ではない」という感覚を得られたのは、めちゃくちゃでかい。トライアスロンだけでなく、仕事等、全てのことに生きてきます。

もちろん、その日、その日には限界があります。練習していても、設定されたペースで走れないとか、動けなくなるとか、そんなことはしょっちゅうあります。でも、大切なのは今日、その日の限界を本当の限界だと思わずに、認めずに、明日とか一週間後とか一か月後とか、いつになっても構わないから、超えていく。トップアスリートの人たちにとっては、とてつもなく難しいことだと思いますが、今までダラダラと過ごしてきた僕たちは伸びしろしかないんだから、それが可能なんですよね。

 

今日の限界は明日の限界じゃない。今日の限界を明日の限界にしないってことなのかな。

 

極限力 Beyond Self エイムック

極限力 Beyond Self エイムック